管理人のイエイリです。
現在、日本で運転中の原発は、北海道電力の泊原発3号炉と、東京電力の柏崎刈羽原発6号炉の2つだけだそうです。これらの原発も5月には定期点検のため停止すると見られています。
そうなると、日本では原発による電力はゼロとなり、“超節電社会”になることが求められます。昨年から、ビルや住宅関連の省エネ、蓄エネ、創エネシステムが各社から発売されていますが、今後、そのニーズはさらに切実なものになりそうです。
省エネはサーバーなどのIT機器やパソコン、さらに小さいスマートフォンなどにも求められていくでしょう。ソースネクストは2011年9月に、Android版のスマホ向けにその名も「超節電」というアプリケーションを発売しました。
そして今回、さらに一歩踏み込んだ販促を開始しました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
効果なければ「返金」
する、というものなのです。
「超節電」の製品ホームページ(資料:ソースネクスト。以下、同じ) |
このソフトは、スマホの状態を感知して、無駄な電力を自動的に抑えるものです。例えば、スマホを机に置いたらバックライトを自動消灯したり、スマホの位置情報から無線LAN(Wi-Fi)の接続チェックを停止したりといった機能があります。
このほか、使っていないアプリケーションを自動終了したり、GPSやBluetoothのオンオフをメイン画面から自動制御したりすることもできます。
「超節電」導入前後でのバッテリー残量の時間経過も、グラフによって“見える化”されますので、効果が一目瞭然に分かります。
バックライトの自動消灯(上)やスマホの位置によるWi-Fi接続のオンオフ(下) |
メイン画面にはバッテリー残量の時間経過もグラフで表示される |
スマホのバッテリー使用時間は
約30%アップ
するとのことです。
「超節電」の効果 |
もし、日本の原発がすべて運転を停止していまうことになれば、そのインパクトは相当大きいに違いありません。日常生活のすべてで、節電を実現するハードやソフトの活用、そして行動が求められることになりそうです。