3Dで学ぶ介護!メガソフトの福祉住環境コーディネーター教材
2013年4月25日

管理人のイエイリです。

要介護者が住む住宅の設計には、車いすによる外出や屋内移動、トイレへの出入りや、入浴時の介護スペースなど、一般の住宅とは違った様々な配慮が必要です。

そこで、住宅デザインソフト「3Dマイホームデザイナー」を開発・販売するメガソフトは、高齢者や障害者の生活に適した間取りや設備、バリアフリーなどを分かりやすく学べる教材「3DCGで学ぶ福祉住環境スクールパック」を4月2日に発売しました。

文章や数字、イラストだけでは分かりにくい空間と生活行為の関連性を、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

多数の3DCGを活用

 

し、解説しているのです。

この教材は、「福祉住環境コーディネーター検定試験」2級の「生活行為別福祉住環境整備の手法」に準拠したもので、電子テキストと介護機器や建材・設備の3Dパーツ集からなります。

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浴室の設計について解説したテキスト(資料:メガソフト。以下同じ)

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バリアフリーリフォーム事例の解説

 

まず、3DCGで基本を理解した後、その内容を「3Dマイホームデザイナー」で

 

バーチャルに空間構築

 

を行って確認できるのが特徴です。

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3Dパーツの例

本に書いてある数値や解説を丸暗記するのではなく、自分が3D空間上でモデル化して、いろいろな角度から検証すると数値や基準などの意味がよく理解できそうですね。

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「3DCGで学ぶ福祉住環境スクールパック」で作成した3DCGの例

メガソフトでは、3Dマイホームデザイナーを使った学生・生徒向け教材を以前からいろいろと発売しています。家庭科で日本の伝統的民家や食空間の変化を学ぶための「住空間学習セット」や、建築のプロを目指す学生が木造軸組や和室の構造などを学ぶ「スクールパック」です。

自社のデザインソフトを使って様々なコンテンツ教材を開発することで、新しいユーザーも獲得できそうですね。メガソフトのコンテンツ戦略が、今後も広がることを期待したいです。

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