管理人のイエイリです。
工事現場などで、工程管理のためのバーチャートやガントチャートを表計算ソフトの「エクセル」で作っている人は多いでしょう。
簡単に作れるのはいいですが、スケジュールが変わったときの書き直しや、関係者にメール添付などで連絡するのは、いろいろと面倒です。
かといって、本格的なプロジェクトマネジメントシステムを導入するほどでもない、という方にオススメなのがブラビオが開発・提供している工程管理クラウドサービス「Brabio!」です。
ナ、ナ、ナ、ナント、
エクセルの10倍速い
スピードで工程表やスケジュール表を作ることができるのです。
工程管理クラウドサービス「Brabio!」の画面(資料:ブラビオ。以下同じ) |
チームメンバーのスケジュールを共有するグループウエアのようなシステムですが、工程管理機能を重視しています。
例えばバーチャートのバーをクリックするだけで進ちょく状況を他のメンバーに報告したり、複数の工事(プロジェクト)を横断して誰が忙しいのか、何をやっているのかを表示したりといった、工程に関する情報のコミュニケーションがスピーディーに行えるのが特徴です。
複数の工事を横断したスケジュールの表示 |
また、新しいメンバーを追加する時は、これまでのグループウエアだとアクセスできる範囲の設定など、何かと手間がかかりました。その点、「Brabio!」は社内の「管理者」と「スタッフ」のほか、関係する工事だけにアクセスできる「パートナー」と、プロジェクト中の関連する工程部分だけにアクセス「ゲスト」というシンプルな構成で管理しています。そのため、社外のメンバーを追加するときも「パートナー」扱いか「ゲスト」扱いかを決めるだけで、スピーディーに登録できます。
4種類のメンバー設定により、アクセス権限の設定もスピーディー |
Brabio!を使っていない施主などに、工程表を渡すときにはエクセルやCSVファイルに書き出して渡すことができます。
エクセルに書き出した工程表 |
昨日(9/9)にブラビオのオフィスに突撃取材してきました。出迎えてくれたのは、ブラビオ代表取締役社長の田中儀明さんと、取締役COOの町田拓也さんです。
お二人ともあのグループウエアで有名なサイボウズの出身で、Brabio!のサービスを立ち上げてから今年の10月で3周年を迎えるそうです。なんとなく、画面のテイストやデザインが「サイボウズ」に似ているなと感じていたのですが、やはり、そのDNAが息づいていたわけですね。
システムのプログラミングは田中社長自らが行い、町田さんはマーケティングを担当しているそうです。クライアントの第一号は建築現場の人だったとのこと。
ブラビオ代表取締役社長の田中儀明さん(右)と、取締役COOの町田拓也さん(左) |
Brabio!創業以来、少しずつ有償のユーザーが増えてきて、事業も軌道に乗ってきたとのことでした。
うれしいことに、
ユーザー5人までは無料
で使えます。
もちろん、個人のプロジェクト管理でも使えますので、これまでエクセルやカレンダー機能などを使っていた人は、Brabio!を試してみてはいかがでしょうか。