工事予定をQRコードで知らせる!デフラグワークスが近隣挨拶をDX化
2026年4月17日

管理人のイエイリです。

建設現場では、着工前の近隣挨拶が欠かせません。新築でも改修でも道路工事でも、騒音や振動、車両の出入り、作業時間帯など、住民の生活に関わることをきちんと伝える必要があります。

ところが最近は、共働き世帯の増加や防犯意識の高まりもあって、インターホンに出てもらえないことが珍しくありません。そのため現場監督や工事担当者は、日中不在のお宅に2度、3度と足を運び、同じ説明を何度も繰り返すことになりがちです。これ、地味ですがかなり重い付帯業務なんですよね。

そんな工事関係者のお困りごとを助けようと、デフラグワークス(本社:東京都渋谷区)が新たな解決策を打ち出しました。近隣住民に工事予定を知らせる方法として、

ナ、ナ、ナ、ナント、

QRコードでの工事案内

に踏み切ったのです。(デフラグワークスのプレスリリースはこちら

QRコード付きの工事案内で現場担当者の挨拶や最新の工事予定がわかる「スマート近隣挨拶365」(以下の資料、写真:デフラグワークス)

QRコード付きの工事案内で現場担当者の挨拶や最新の工事予定がわかる「スマート近隣挨拶365」(以下の資料、写真:デフラグワークス)

その名も「スマート近隣挨拶365」。同社の工事現場向けサービス「現場365」のメニューとして提供を開始しました。

「スマート近隣挨拶365」の使い方はシンプルです。工事前にQRコード付きの案内を近隣住民に手渡しし、不在の場合はポストに投函します。住民はそのQRコードをスマートフォンで読み取ると、現場専用のデジタル掲示板にアクセスできます。

掲示板には、工事概要や工期、作業時間帯、注意事項に加え、工事の進捗を伝える動画や現場担当者からのメッセージも掲載できます。

最初はこれまで通り、近隣住民を回って挨拶するのがポイント

最初はこれまで通り、近隣住民を回って挨拶するのがポイント

工期変更や作業内容の調整があっても、掲示板の情報を更新すればよく、一度配った紙を差し替える必要がない設計です。従来の近隣挨拶の流れに、そのまま組み込めるのがうまいところですね。

しかも現場側では、挨拶動画にアクセスしていないお宅も把握できるため、再訪すべき先を絞れるのも見逃せません。やみくもに何度も回るのではなく、必要な相手に絞ってフォローできるわけです。

QRコードから工事挨拶動画にアクセスしたお宅を把握できるのも訪問説明を効率化できる

QRコードから工事挨拶動画にアクセスしたお宅を把握できるのも訪問説明を効率化できる

これに加えて、QRコード活用によって、

顔が見える対応

ができるのもこれまでにないメリットです。

動画で現場担当者の顔と声が伝わると、住民から見た工事が「よく分からない存在」から「人が関わっている現場」に変わります。これはクレーム抑止の面でも効きそうですし、近隣とのコミュニケーションの質も変えてくれそうです。

デフラグワークスでは今後、挨拶動画の視聴を起点にした粗品提供や、利用されていない近隣の駐車スペースを現場で活用できる仕組み、さらには将来的なリフォーム・修繕・建て替え相談につながる展開まで視野に入れているとのことです。

近隣挨拶は、これまで「必ずやるが、できれば手間を減らしたい仕事」でした。しかし「スマート近隣挨拶365」は、それをただのコストで終わらせず、情報共有や信頼づくり、さらには新たな価値を生み出す接点へと変えようとしています。

今後は、粗品進呈やリフォーム相談などのコミュニケーションにも発展しそうだ

今後は、粗品進呈やリフォーム相談などのコミュニケーションにも発展しそうだ

工事関係者は近隣対応の手間を減らし、本来の工事業務に集中できそうだ

工事関係者は近隣対応の手間を減らし、本来の工事業務に集中できそうだ

同社の「現場365」ではこのほかにも、道路使用許可申請や現場事務所探し、作業員宿舎、駐車場の手配など、手間ひまのかかる業務をDX化するサービスを展開しています。こうした現場のこまごました雑用を減らせれば、限られた現場担当者も本来の工事業務に集中しやすくなり、生産性向上や時短にも役立ちそうですね。

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