GNSSを用いたICT対応型路面切削システム(RD-MC)
NETIS登録番号:KT-190026-VE 活用促進技術
道路の舗装修繕工の路面切削において、切削機の水平位置をGNSSにて計測、現況路面データを基準に用いたトータルステーション不要の3D-MC路面切削システムです。
一般的な路面切削は、切削機のオペレーターや周囲にいる作業員が路面にマーキングされた切削厚を参照しながら、切削ドラムをマニュアルで操作するものでした。また路面切削のマシンコントロールシステムとしては、トータルステーションを用いて平面位置を測定するシステムもあります。
本システムは、切削機の平面位置をGNSSで切削厚をセンサーで計測し、切削ドラムを自動制御するシステムです。 これまで必要だった路面へのマーキングが不要であるばかりか、これまでのマシンコントロールシステムと比較しても、トータルステーションの設置/移動が不要であることから、作業時間の短縮と安全性の向上が見込める技術となっています。

本技術を採用するメリット
路面へのマーキングが不要
3次元マシンコントロール施工により、路面へのマーキングの必要がなくなることから施工性および工程の短縮が図れます。
省人化
マニュアルで切削厚を随時制御する必要がなくなることから、機械オペレータの人数を最小にできるため、作業の経済性向上が図れるます。
交通規制時間の短縮
路面へのマーキングが不要になるなど作業時間が短縮できることから、交通規制時間の短縮にも繋がります。
対象システム
技術の詳細につきましては「NETISホームページ」をご覧ください。
詳しくは、トプコンのウェブサイトで。
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