“スマホで墨出し!” を強力にサポート。建築施工のDXをさらに推進!!
2022年5月30日

建築現場でのワンマン位置出しを更に効率化、CAD図面から座標を抽出するソフトウェアを発売

2022.05.25

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)は、昨年12月に発売した「建築施工向けのワンマン位置出しシステム」による建築施工現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)をさらに推進するAutodesk®の設計ソフトウェアAutoCAD®やRevit®連動の位置出し用座標抽出ソフトウェア『Point Manager』を発売しました。

Point Managerから楽墨へ作業情報を一括抽出

高精度位置出し機『楽位置』(らくいち)と、スマホ用建築現場向けワンマン位置出し誘導アプリケーションソフトウエア『楽墨』(らくずみ)による「建築施工向けのワンマン位置出しシステム」は、技能者不足に課題を抱える施工現場において、誰でも、1人で、簡単に位置出しや検査を行えることにより、作業者の人員削減と作業時間の短縮に大きな効果があると、発売以来ご好評をいただいております。

この「建築施工向けのワンマン位置出しシステム」による利用シーンが広がっていく中で、その作業のベースとなる設計段階で作成されたCAD図面(3次元デジタルモデル)から施工現場での作業情報を抽出する準備作業の効率化が、さらなる生産性向上への鍵となります。

今回、新たに発売するPC用の座標抽出ソフトウェア『Point Manager』をご利用いただく事で、この準備作業を大幅に効率化し、「建築施工向けのワンマン位置出しシステム」を更に強力なシステムへと進化させました。

『Point Manager』は設計で使われるソフトウェアとして世界的に大きな市場シェアを持つAutodesk®の製品と連動して動作し、設計の中で定義されている同じ属性を持つ部材や工事情報から、『楽墨』へ入力する作業情報を自動で一括して抽出することが可能です。

『Point Manager』を利用することにより、従来の手作業による作業情報の抽出と比較して、準備時間が90%以上効率化(当社調べ)する事ができ、施工現場におけるデジタルデータ活用の敷居をさらに下げ、幅広くご利用いただくことで、作業者の人員削減と作業時間の短縮を両立させ、生産性と品質を大幅に向上させる事ができます。

当社は今後も、建築施工現場が抱える課題解決に向けたソリューションを提供し、建築施工の生産性向上に貢献してまいります。

現場と事務所の連携イメージ

【Point Manager 主な特長】

■Autodesk®のRevit®, AutoCAD®と連動
建築設計において世界的に大きなシェアを持つAutodesk®のBIMソフトウェアRevit®やCADソフトウェアAutoCAD®と連動して動作するため、普段から慣れた操作と変わらずに、現場で必要な作業情報を抽出することが可能です。

■初めてでも、簡単シンプル操作
視覚的、直感的なダイアログによるガイダンス形式での操作により、様々なパターンの作業情報抽出をすぐに使い始めることが可能です。

■一括での作業データ自動抽出
現場規模が大きい場合や、様々な工程で「ワンマン位置出しシステム」を利用する場合、必要な作業情報は数百点を超えることも稀ではありません。『Point Manager』は設計情報に含まれる”ファミリ”などをキーとして施工現場で必要な作業情報を一括して短時間で自動抽出することが可能です。

■『楽墨』との簡単連携
抽出された作業情報は汎用的なCSVやテキスト形式などで出力されるため、『楽墨』を始めとした現場作業でお使いのソフトウェアとシームレスに連携することが可能です。

■現場作業の可視化・共有
現場での位置出しや検査作業の結果を設計ソフトウェアに反映させることもできるため、現場作業の記録と視覚化を提供し、遠隔での作業結果の確認と共有に利用することも可能です。

【その他】
発 売 時 期:2022年5月

座標抽出ソフトウェア Point Manager 製品紹介ページへ

詳しくは、トプコンのウェブサイトで。

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