建設ディレクターとは、ITとコミュニケーションスキルで現場を支援する新しい職域です。
主に、工事施工に係るデータの整理および処理や、提出する書類の作成、ICT業務などを行い、現場技術者が品質管理や技術の継承などに集中できる環境をつくります。
建設ディレクターが活躍することで、会社全体の作業の効率化と就労時間の短縮を図ることができ、「働き方改革への取り組み」にもつながります。
遠隔業務に需要があることが多いため、環境が整えばリモートワークも可能となり、ライフステージに左右されない安定した雇用が保たれます。
また、女性のキャリア形成や若手の業界進出、多様な人材の活躍にもつながります。
■事務所に建設ディレクターを配置するメリット
1.技術者の長時間労働の軽減
技術者とワークシェアすることで、効率化に取り組めるので、技術者が残業せずに業務ができる仕組みが作れます。
2.人材育成の環境と雇用を生み出す
求められるスキルの変化に対応できるよう、技術者に学びの機会をつくるとともに、女性のキャリア形成や若手の育成を進めます。
3.チームで働く組織をつくる
建設ディレクターの役割は現場をつなぐこと。現場とオフィスの信頼関係を築くことで、業務可視化・標準化による、個人の偏った業務をなくします。
■建設ディレクターになるには
建設ディレクター育成講座の受講には特別な資格は必要ありません。
一般社団法人建設ディレクター協会が実施している「建設ディレクター育成講座(全9回、計40時間)」で建設業の基礎知識を学び、受講と修了テストに合格すると、認定証が発行されます。
講座は、オンデマンド講座とライブ講座であるため、移動等の手間はありません。
建設ディレクターは働き方も幅広く、建設業界に今後大きく貢献が期待されている職域です。
事務業務だけではなく、より現場に近いポジションで働いてみたい方、現場技術者の業務をサポートしたい方、多くの現場で建設ディレクターとして活躍してみませんか?
建設ディレクターの活躍は、弊社ユーザーの活用事例動画でもご紹介しています。ぜひご覧ください。
・ユーザーの活用事例動画「ICT Next Stage +K」を公開しました
建設ディレクターに関する詳細は、一般社団法人 建設ディレクター協会公式サイトをご確認ください。
・一般社団法人 建設ディレクター協会[外部サイト]
※「建設ディレクター」は、一般社団法人建設ディレクター協会の登録商標です。