土木・建設業界では離職率の高さが深刻な問題となっており、その背景には、業界全体に共通するさまざまな課題が複雑に絡み合っています。しかし、現場ベースでできる離職を防ぐ取り組みは、決して少なくありません。その取り組みのひとつとして、コミュニケーションのあり方の見直しが挙げられます。
現代の職場環境では、ただ指示を出すだけのトップダウンのリーダーシップではなく、従業員の声に耳を傾け、共感と対話を重視した「寄り添い型」のコミュニケーションが重要視されています。
一方で、土木・建設業界では「指示・命令型」のコミュニケーションが主流となっています。業界の特質上、上司(親方)が部下(若手)に指示を出し、作業を教えていくあり方は大切ですが、同じ内容でも伝え方を少し工夫するだけで、受け取り方は大きく変わります。
時代に即したコミュニケーションのポイントを押さえて、職場への長期定着者を増やしていきましょう。
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