建設業は「経験工学」?メリット・デメリットやDXによる次世代への活かし方
「経験工学」という言葉を聞いたことはありますか?
経験工学とは「経験の蓄積と継承によって、機能性や安全性、利便性などを高めていく工学の手法」で、建設業で広く活用されています。その背景には、建設業が熟練の職人による技術継承が行われてきた業界であることが挙げられるでしょう。
建設業では職人の熟練技術や経験が大きな価値を持つ一方で、業界全体が人手不足や熟練者の高齢化といった深刻な課題に直面しています。熟練者の技術を若手フィールドワーカー(現場従事者)へ継承するためには、スマートフォンでの録画をはじめとする記録からVRなどのDX技術との連携、そしてAIの活用が欠かせません。
経験工学の特性やメリット・デメリットを把握して、次世代への活かし方を探りましょう。
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