東京本社よりオンラインを通じて海外7拠点にてハイブリッド開催。VR・CG、UC-1・FEM、IM&VRといった分野ごとに、フォーラムエイトの最新の製品・ソリューション提案などを行います。安全運転シミュレータの体験やバーチャルショールームの展示も行います。
- 開催時間
- 14:00~16:50(現地時間)
- 参加費用
- 無料
- 開催日 2025年06月25日(水)
- シドニー/オンライン >お申し込み
イベント概要
- 14:00~14:20
- 挨拶
- 14:20~15:20
- 特別講演
- 15:20~16:00
- 「UC-1・FEMセミナー」
NaRDA(ナショナル・レジリエンス・アワード)受賞作品を中心としたFEMソフト活用事例を紹介すると共に、解析支援サービスなど、国土強靭化を支援する各種ソリューションを提案いたします。
- 16:00~16:10
- 休憩
- 16:10~16:50
- 「VR・CG、デジタルツインセミナー」
3DVRソフトUC-win/Road、統合型3DCGソフトShade3Dによるデジタルツインや、メタバニアF8VPSによるメタバースおよびまじもんF8NFTSによるNFTサービスなどを活用したケーススタディを紹介します。
- 16:50~
- メタバニアF8VPSによるミラノサローネメタバース体験
6/25(水) シドニー 特別講演
「次世代デジタル調達 – インダストリー4.0を超えて -」
建設業界は世界経済成長の重要な原動力である一方、最もデジタル化が進んでいない業界の一つであり、非効率性や低生産性を引き起こしている。このデジタル化の遅れは、業界全体のサステイナビリティ、工業化、強靭化を妨げ、良い成果にもつながらない。西シドニー大学のスマート近代建設センター(C4SMC)では、これらの課題に取り組むため、生産性、効率性、サステイナビリティを向上させ、社会的・環境的・経済的混乱に対する工業化と強靭化を強化するデジタルソリューションを開発している。
デジタル調達は、複雑なサプライチェーンを通じてあらゆる規模の建築資産を取得するためのバックボーンとして機能する。本講演では、建設業界における現在のデジタル化の状況と、安全で信頼性の高いデジタル調達を可能にする次世代手法としてのブロックチェーンの可能性について紹介する。また、AI、ブロックチェーン、デジタルツインを活用してイノベーションを促進する各種プロジェクトを紹介し、それらによってインダストリー4.0の時代およびその先におけるデジタル調達の基盤を築く方法を説明する。
講師:Prof. Srinath Perera
西シドニー大学建築環境・建設管理学教授 兼スマート近代建設センター(C4SMC)創設ディレクター
UKのノーサンブリア大学で建設経済学の教授を務めた後、2016年6月に西シドニー大学に異動。現在、西シドニー大学で建築環境・建設管理学の教授とスマート近代建設センター(C4SMC)の創設ディレクターを務めている。国際建築研究イノベーション協議会(CIB)のフューチャーリーダー委員会の委員長および理事であり、オーストラレーシア大学建築教育協会(AUBEA)の現会長も務めている。
学界と業界で30年以上の経験を持つPerera教授は、建設業界でコンサルタント測量士およびプロジェクトマネージャーとしても活躍してきた。建設とプロジェクト管理にAI技術を統合する建設情報学のパイオニアでもあり、これまでに300以上の論文を執筆している。現在、建設分野におけるブロックチェーンとIoTの応用、BIM、デジタルツイン、オフサイト建設、建設ビジネスモデル、そしてインダストリー4.0に向けた建設パフォーマンスに関する研究を牽引している。
