第23回GISコミュニティフォーラムで開催されたマップギャラリー2026にて、マップ部門第1位は『忘れられた過疎地域マップ』が受賞。旧市町村単位で過疎相当の人口減少を全国分布で可視化した作品です。
受賞概要
第23回 GISコミュニティフォーラム(2026年5月27日~29日 東京ミッドタウン)にて開催されたマップギャラリーでは、様々な題材をテーマに作成されたマップの展示を行い、フォーラム参加者に投票いただきました。各部門で入賞した作品を紹介します。
忘れられた過疎地域マップ
作成者:愛媛大学 社会共創学部環境デザイン学科 渡邉 敬逸 氏
本マップは非過疎地域でありながら過疎地域相当の人口減少を示す「昭和の大合併以前」の旧市町村を「忘れられた過疎地域」と定義し、その全国的分布を可視化したものです。1970年における過疎法の立法以来、その指定単位は一貫して「昭和の大合併以後」の新市町村とされています。そのため新市町村が非過疎と判定される場合、これを構成する旧市町村域で局所的な過疎化が進行しても、その問題が等閑視されうるという制度的課題が立法当初から指摘されていました。過疎法の立法から半世紀以上が経った現在、こうした「忘れられた過疎地域」の存在が人口減少対策の中で注目されつつありますが、その全国的分布はいまだ詳らかではありません。過疎問題に関わる有識者の指摘に「旧市町村単位での人口把握は技術的に困難」とありましたが、ArcGIS Proの基本的機能で意外に簡単に把握できました。あなたがお住まいの地域も実は過疎かもしれませんよ!?ぜひご覧ください。
第23回 GISコミュニティフォーラム マップギャラリー2026 入賞作品
■マップ部門
- 第1位:忘れられた過疎地域マップ
- 第2位:生きもの情報から保全エリアを考える
- 第3位:森のなかの筑波大学 —気温観測からみたその姿—
- 第4位:下に、時間 空に、
- 第5位:民間定期航空便でのサンゴ礁リモートセンシング
■ストーリーマップ部門
- 第1位:一つの石から読み解く江戸・東京の形成史 ―真鶴・江戸・六本木・駒場をつなぐ継承の記録―
- 第2位:「山の福(めぐみ)ずかん」~もっと好きになる、もっと伝えたくなる、私たちの物語~ 磐梯・吾妻・安達太良・猪苗代インタープリテーション全体計画
- 第3位:自然教育園における夏季の温熱環境解析と快適さマップの作成 園内のどこが涼しいのか? ~温熱環境から読み解く快適な歩き方~
詳しくは、ESRIジャパンのウェブサイトで。
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