KOLC+、点群の3D図化機能を大幅強化。ブラウザで直感的作業を実現
2026年6月8日

KOLC+が点群データの3D図化機能を大幅強化。編集履歴や矩形・90度・XY軸スナップ、寸法入力、DXFカラー引き継ぎ、断面の中央値抽出に対応し、Webブラウザだけで直感的に作業できる。

概要

株式会社コルク(東京都豊島区、代表取締役:堤 正雄)は、BIM/CIMクラウド「KOLC+(コルクプラス)」において、点群データから3DCADや2DCADを作成できる図化機能を大幅に強化した。これにより、専用の高スペックPCやインストール型CADを用意することなく、Webブラウザのみで従来よりもスムーズかつ直感的な3次元の図化作業を実現する。発表は2026年5月26日。

開発の経緯

インフラDXやBIM/CIMの原則適用により、ドローンやレーザースキャナーで取得した点群データの活用が急速に進む一方、点群から線や面を抽出する図化作業は処理負荷が高く、高額な専用ソフトやハイスペックなワークステーションが一般的だった。KOLC+はWebブラウザ上で大容量点群を軽快に扱える強みを活かし、クラウド上での図化ワークフローを効率化する実務的な新機能を搭載した。

主なアップデート内容

  • 編集履歴(元に戻す)に対応
    図化作業中の「一つ前に戻す」要望に応え、編集履歴の巻き戻し(Ctrl+Z/Ctrl+Y)をサポート。ストレスのない試行錯誤で作業効率が向上する。
  • 入力アシストの強化(矩形/90度/XY軸/複数スナップ)
    • 矩形入力:建物の壁や基礎など四角形形状を3点指定で素早く正確に入力。法面や壁面にも対応。
    • 90度スナップ:直角を保持したままスムーズにトレース・モデリングが可能。
    • XY軸スナップ:座標軸(X・Y)に沿った線を正確に作図。
    • スナップの複数選択:鉛直、水平、90度、XY軸などを組み合わせて図化可能。
  • 寸法入力に対応
    マウス操作に加え、具体的な数値(寸法)を直接入力して図形を作成・編集可能。設計値や実測値に基づく精密な3次元モデリングを実現。
  • DXFエクスポート時のカラー引き継ぎ
    KOLC+上で図化したデータをDXF形式で出力する際、指定カラー情報を保持。他社CADへの移行後も色分けの視認性を維持し、図面修正の手間を削減する。
  • 点群断面の「中央値」抽出(ノイズ低減)
    鉛直断面の自動抽出時に含まれる重機や草木などのノイズを、断面点群の「中央値」を抽出して自動的に低減。構造物の輪郭をトレースしやすくする。※モデル提供:国土交通省 四国地方整備局 波川高架橋工事

詳しくは、KOLC+のウェブサイトで。

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