株式会社コルクは、BIM/CIMクラウド「KOLC+」の3DGS WebビューアをLoD対応に刷新。1GB超の大規模シーンでも、ファイル分割によりブラウザで迅速な初期表示と共有を実現した。建設現場の広域管理に対応。
発表概要
株式会社コルク(東京都豊島区、代表取締役:堤 正雄)は2026年6月3日、BIM/CIMクラウド「KOLC+(コルクプラス)」において、3D Gaussian Splatting(3DGS)のWebビューアをLoD(詳細度制御)対応に刷新した。これにより、1GBを超える大規模な3DGSファイルでも、ファイル分割技術によってWebブラウザ上で迅速に初期表示し、空間共有できる。
開発の背景
2023年の登場以来、画期的な3D生成技術として注目を集める3D Gaussian Splatting(3DGS)は、建設業界でもデジタルツイン化や進捗管理への利活用が拡大している。一方、広域管理が求められる建設現場では3DGSのファイルサイズが巨大化しやすく、一般的なWebブラウザでの円滑な共有・閲覧には、視点や距離に応じて読み込むデータの詳細度を最適化するLoD対応が不可欠だった。2026年には3DGSレンダリングエンジンのOSSにおけるLoD対応が急速に進展し、同社は最先端技術をいち早く取り入れてビューアのアーキテクチャを全面刷新した。
LoD(Level of Detail)とは
3Dデータを「遠くは粗く、近くは細かく」自動制御する描画高速化技術。ユーザーの視点(カメラ位置)からの距離に応じてデータの密度や精細さをリアルタイムに制御し、詳細度に応じて3DGSファイルを事前に分割・最適化することで、最小限のデータ読み込みで高速描画を実現する。
主なアップデート
- 3DGSレンダリングエンジンをLoD対応に刷新
- SOG形式(.sog)およびKSPLAT形式(.ksplat)に対応
- キーボード操作によるウォークスルーに対応
KOLC+「3DGSビューア」の概要
- 日本国内サーバで管理(AWS Tokyo/さくらのクラウド)
- LoD対応
- 対応形式:PLY(圧縮/非圧縮)、SPZ、SPLAT、KSPLAT、SOG
- 対応拡張子:.ply/.spz/.splat/.ksplat/.sog
- PLY形式は変換処理により配信サイズを1/8に圧縮
- キーボード操作によるウォークスルーに対応
- 鉛直方向の調整&保存が可能
- カメラ視点(起動時)の保存に対応
- 距離計測に対応
- 点群表示モードに切替可能
- スマートフォン、タブレット(iPad)での操作に対応
詳しくは、KOLC+のウェブサイトで。
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