Shade3D Ver.27 新機能:流体・点群・レンダリング強化と入出力
2026年8月3日

Shade3D Ver.27で搭載・強化された主な機能を紹介。流体シミュレーション、3Dガウシアンスプラッティング対応、ポリゴン生成やレンダリング、入出力、各種オプションの更新まで網羅する。

Shade3D Ver.27 新機能

Ver.27で搭載された機能や強化された機能についてご紹介します。

最新のShade3D製品の入手

Shade3D Ver.27を含むVer.19 以降のサブスクリプション対応製品は、FORUM8が提供する「ユーザ情報ページ」より、最新のShade3D製品をダウンロードすることができます。ご購入の際に発行されたアカウント情報をご確認の上、ユーザー情報ページより最新のShade3D製品を入手してください。

流体シミュレーション

水や雪の動きを物理演算によってシミュレートする機能です。ポリゴンメッシュを使用してリアルな流水表現を手軽に行うことができます。シーケンスアニメーションに合わせたシミュレーション(プレビュー)と、シミュレーション形状のベイク+アニメーションレンダリングに対応しています。流体シミュレーションに関する詳細はこちらをご確認ください。

3Dガウシアンスプラッティング対応(PLY入出力)

3Dガウシアンスプラッティングは複数の写真や動画からAI技術により構築された3D空間データで、物体や周囲の風景を高品質かつリアルタイムに再現することができる次世代の描画技術です。この情報を持った PLY形式のファイル入出力に対応し、図面上の簡易表示と点群ツールによる編集が行えるようになりました。3Dガウシアンスプラッティングと従来のポリゴンモデル、NURBSモデルなどを同一空間に配置して、それぞれを組み合わせたアセット制作をすることが可能になります。

ポリゴンメッシュ生成強化

ラッピングメッシュで点群からポリゴンメッシュを生成できるようになりました。複雑な構造もメッシュ化することができ、内部形状も再現できるほか、点の欠けた部分の破綻を抑えるなど、点群データの利便性が向上します。点群以外の形状タイプとも複合させることができるため、スキャンの際に欠けた部分をポリゴンメッシュなどで補完した上で生成することが可能です。点群が持つカラーについてもポリゴンメッシュの頂点カラーとして反映させることができます。※点群についてはラッピングメッシュの生成タイプが「アダプティブ」の場合に対象となります。データ提供: 長崎県 オープンナガサキ「点群データ [01KE9824]」

光源強化(色温度設定)

光源の色を色温度で設定できるようになりました。照明器具の製品情報に記載されているルーメン、色温度を指定することにより、実製品の照明をシミュレーションすることができます。※Professional以上のグレードであれば、IESファイルの利用によりさらに正確なシミュレーションが可能です。

照度測定(マルチパスレンダリング)

マルチパスレンダリングの新たなパスとして3種の「照度」パスを追加しました。光源による明るさをヒートマップによる表示で確認できます。直接光、間接光、直接光+間接光の3種類のパスにより、照明の明るさの確認と間接光の影響も含めた明るさの確認が行えます。「ピクセル情報」によって特定位置の明るさをルクス値で確認することができます。

ピクセル情報表示 Basic(レンダリング画像)

イメージウインドウ左下の「▲」から開く「レンダリング情報」に「ピクセル情報」を追加しました。レンダリングイメージ上のマウスポインタ位置に対応する色や数値を表示します。イメージの座標値、カラー、透明度、Z値を確認できます。

ピクセル情報表示(レンダリング画像)

イメージウインドウ左下の「▲」から開く「レンダリング情報」に「ピクセル情報」を追加しました。レンダリングイメージ上のマウスポインタ位置に対応する色や数値を表示します。マルチパスレンダリングで有効にした各パス(照度、法線など)の数値が確認できます。

SVG入出力

ベクター画像フォーマットであるSVG(Scalable Vector Graphics)の入出力に対応しました。SVGファイル内のパスを線形状として読み込み、また線形状をSVGとして書き出すことができます。あわせて、SVGをPNG/TGAと同様の「画像リソース」として扱えるようになりました。

  • SVGインポート:メインメニュー > 「ファイル」 > 「インポート」 > 「SVG…」で拡張子が「svg」のファイルを選択して読み込みます。インポートダイアログはありません。
  • SVGエクスポート:メインメニュー > 「ファイル」 > 「エクスポート」 > 「SVG…」で保存場所を指定して保存します。エクスポートダイアログは基本設定のみでオプションはありません。

DXF入出力強化(R13以降対応)

  • DXFインポート:Release 13以降のDXFファイル入力に対応しました。楕円(ELLIPSE)の入力に対応しました。※インポートダイアログに追加された設定項目はありません。
  • DXFエクスポート:従来のR12(AC1009)に加え、R2004(AC1018)のDXFファイル出力に対応しました。出力バージョンがR2004(AC1018)の時、2軸が異なる傾きの無い「円」を楕円(ELLIPSE)として出力します。

別売オプション

AI生成ツール Ver.2(3Dモデル生成対応)

従来の画像生成に加えて、テキスト、画像からの 3Dモデル生成生成に対応しました。生成結果はリアルタイプレビューで確認でき、OBJ、または glTF(glb)ファイルとして保存したり、Shade3Dのシーンにインポートすることができます。画像生成についても「テキストから」の「画像素材」カテゴリに「オブジェクト」、「写実」のスタイルが追加されました。AI生成ツールに関する詳細はこちらをご確認ください。

Shade3D 3Dパラメトリックツール Ver.3 (水工:柔構造樋門対応)

柔構造樋門の3Dモデルの生成に対応しました。柔構造樋門を構成する次の形状を生成できます。

  • 地層
  • 堤防盛土
  • 函体
  • しゃ水壁
  • 門柱
  • 川表胸壁
  • 川裏胸壁
  • 川表翼壁
  • 川裏翼壁

3Dパラメトリックツールに関する詳細はこちらをご確認ください。

BIM/CIM設計照査ツール(別売オプション):R8対応

国土交通省のBIM/CIM関連基準要領(R8.3)に対応しました。

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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