オートデスク、世界初のクラウド型統合 3D CAD を発表
2012年12月4日

 

【米国ネバダ州ラスベガス:2012 年 11 月 27 日(現地時間)発】

 

米国オートデスク社は本日、世界初のクラウド型統合 3D CAD「Autodesk® Fusion 360(オートデスク フュージョン 360)」を当社ユーザ向けイベント「Autodesk University 2012」で発表しました。

 

Autodesk Fusion 360 は、比較的小規模な工業デザイン/機械設計の事業者向けに開発された操作性の高いクラウド型 3D CAD で、クラウド サービスを介して他の設計者と協業したり、モバイル端末からクラウド上に格納したデータにアクセスして設計作業を行うこともできます。さらに、他社製 CAD で作成された設計データを取り込んで修正することもできます。

 

 

 

【設計作業中のイメージ】

【設計画面上で同僚とチャットで
設計検討をしているイメージ】

Autodesk Fusion 360 は、当社が 2011 年から製造・建築・土木などの業界向けにデータ管理やコラボレーション機能、レンダリング機能などを提供しているクラウドサービス「Autodesk 360」をプラットフォームにして提供されます。Autodesk 360 のプラットフォームではこれまで、製造業向けにプロダクト ライフサイクル マネジメント(PLM)ソリューション「Autodesk PLM 360」(日本未発売)、シミュレーション機能を提供する「Autodesk Simulation 360」を提供してきましたが、Autodesk Fusion 360 はこれらに続く新製品です。

  • クラウド上で 3D の工業デザイン/機械設計を実現
    工業デザインや機械設計に必要な機能に加えて、コラボレーション機能を備えています。また、クラウドを介してシミュレーション、データ管理、レンダリングなどの高度な機能を利用できます。
  • 操作性の高い最新ユーザ エクスペリエンス
    グラフィカルでシンプルな表示をコマンドボタンに採用するなどして、直観的に操作できるようにユーザインターフェイスを工夫しました。また、操作ガイドをインターフェイスに表示する機能を備えていますので、ユーザの習熟度や好みによってその構成を変更して使い勝手を向上させることができます。
  • サービスの提供開始予定時期
    利用期間に応じた料金設定2013 年に発売する予定です。利用企業にとっては、事業規模の大きさにかかわらず、ソフトウェアのライセンス購入にかかる初期負担を低減することができるだけでなく、設計プロジェクトの増減に柔軟に対応できるソリューションです。

*Autodesk Fusion 360 は英語版でのみ提供する予定です。日本での発売時期は検討中です。

以上

詳細は、オートデスクのウェブサイトで。

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