使い勝手を向上させたデータコレクタ FC-500を発売
2016年1月4日

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)は、最新のハードウェアを採用し、高速処理と使い勝手の向上を実現した測量用データコレクタ FC-500を発売いたします。

データコレクタとは、測量作業や建設・土木工事で使用する、GNSS測量機やトータルステーションなどのコントローラーとなるハンディーターミナル です。インストールするアプリケーションソフトウェアにより、測量機器をコントロールして、観測を行うとともに、その観測データを記録したり、設計データ を取込んでおくことで、現場での位置出しを行ったりすることを可能とするものです。

現行機種の発売から、既に5年が経過いたしました。その間、現場作業は高度化・多様化し、加えてスマートフォンの普及などデバイスが進化する中、 マーケットからは複雑な処理を高速で行うことや、使い勝手の向上が求められてきました。今回FC-500では最新のハードウェアを採用することによる高速 処理ほか、耐環境性能の向上、屋外でも視認性の高いディスプレイを採用するなど、使い勝手の向上を実現いたしました。

FC-500主な特長】

■直射日光の下でも見やすい高解像度ディスプレイ搭載

4.3インチの高解像度・WVGAワイド画面のディスプレイを採用しています。当社従来機に比べ高輝度で、屋外での視認性が向上しています。

IP68MIL-STD810Gに準拠した優れた耐環境性能

データコレクタは屋外での使用が前提となるため、耐環境性能を重視した堅牢な設計となっています。防水・防塵性能は、最 高ランクである保護等級IP68に適合しています。さらには、米国国防総省の調達基準MIL-STD 810Gの定める耐衝撃、耐振動、耐温度、防湿といった試験にもクリアしています。

■「Standardモデル」と高機能な「Geoモデル」の2種類を用意

「Standardモデル」に加え、カメラとGNSS機能を備えてGISデータ取得用途にも対応した「Geoモデル」の2種類を用意しています。

■高性能プロセッサーにより軽快操作を実現

高速1GHzのプロセッサーと8GBのフラッシュストレージを搭載し、快適操作を実現しています。ストレージは、マイクロSDHCカードを使用することで、40GB まで増量する事が可能です。

*32GBのマイクロSDHCカード使用した場合。

■連続使用20時間の大容量バッテリーを採用

20時間という長時間の連続使用が可能な内蔵バッテリーを採用しています(当社従来機比:2倍)。バッテリーは交換可能です。

■豊富なアプリケーション

同時に発売するフィールドアプリケーションMAGNET Fieldほか、当社従来データコレクタで使用していたアプリケーションにも、順次対応していきます。*

*測量用アプリケーション「基本観測」は除きます。

FC-500観測 保護等級IP68に適合

【その他】

発売時期: 2015年12月
国内標準価格(消費税込): FC-500(Standardモデル)410,400円
FC-500(Geoモデル)496,800円 (カメラ・GNSS搭載)

データコレクタ FC-500 製品紹介ページへ

詳しくは、トプコンのウェブサイトで。

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