建築コラボ「Autodesk A360 Collaboration for Revit」(日本語版)を発売
2016年2月7日

オートデスク株式会社は、建築プロジェクトのコラボレーションを円滑に行えるようにするクラウド ベースのコラボレーション サービス「Autodesk® A360 Collaboration for Revit®」(日本語版)を、2 月 15 日(月)から発売します。

二人のユーザーが 同時にアクセスしている様子
チャットによるコミュニケーションを している様子
同期のアクティビティ表示、 バージョン管理の例

建築プロジェクトは、さまざまな組織の人が関わりながら長期間に渡って進められるため、コラボレーションやデータ管理がとても複雑な形で行われています。こ れらを効率的に運用するためにさまざまなシステムが提供されていますが、業務によって異なるシステムを利用するため作業やコミュニケーションがかえって非 効率になったり、コストがかさんだりする場合があります。
これに対してAutodesk A360 Collaboration for Revit は、プロジェクトに関わるメンバーや関連データを一元管理して、さまざまな設計業務のコラボレーションを円滑に行えるようにするクラウド・サービスです。 本サービスを使用すると、メンバーがクラウド上の仮想空間でチームを組み、共同作業に参画することができるようになります。メンバーは関連データを作成・ 共有しながら作業を進めたり、チャット機能でリアルタイムにメッセージを交わして意思疎通することも可能です。これらの機能はクラウド ベースで提供されますので、お客様側がサーバー環境を構築することも不要(※)で、場所に関わらず利用できます。また、初期費用を抑えながら必要に応じた 使用期間を選択することもできますので、ニーズに合わせた運用方法やコスト管理を行えるようになります。
※当社は現在、1 つの Revit プロジェクト ファイル を複数のメンバーが同時に編集する手段として、社内 LAN 上でワークシェアリングを行ったり、WAN 経由でサーバー ベースのワークシェアリングを行う「Revit Server」機能を提供しています。これに対して今回新発売する A360 Collaboration for Revit は、これらのワークシェアリングをクラウド上で行いますので、Revit Server で必要なサーバー用のハードウェアの購入やその管理も不要です。さらに、社内ネットワークに外部の関係者を招待するようなセキュリティ リスクもありませんので、お客様のプロジェクトの環境に合わせてワークシェアリングを行う手段を選択できます。

主な機能

(1)   プロジェクト作成と関連データの共有

簡単な操作でプロジェクトを設定・運用が可能。設定できるプロジェクト数に制限なし
Autodesk Revit プロジェクト ファイル を、クラウド上で複数メンバーで同時に編集 作業が 可能
BIM データや設計図書は、組織をまたいで一元管理され、メンバーは常に最新のデータを 利 用した作業が可能
100 種類以上の 2D/3D ファイルやドキュメントの閲覧、検索、共有をサポート
アクセス権限を使用して、プロジェクト データの保存場所や公開範囲を制御可能。 使用でき るデータ容量は、1メンバーあたり 10GB の容量換算で、チームで合算した容量
Revit ファイルから「A360 Team」(当社の設計プロジェクト運用/管理サービス)に パブ リッシュするビュー/シートを選択可能
A360 Collaboration for Revit で同期されたファイルのバージョン履歴管理と、以前のバージ ョンの復元が可能

(2)   メンバー間のコミュニケーション支援

Communicator for Revit 機能を使用して、リアルタイムのテキスト チャットや画面ショットの 共 有が可能。必要なときに直接コミュニケーションを取れるようにして円滑な共同作業を支援
使用する端末を問わず、PC や Mac の Web ブラウザ、あるいはモバイルデバイス用のアプ リ (iOS 用、Android 用)を使用して、パブリッシュされたRevitモデルを閲覧 可能

希望小売価格(税込)

 

1 メンバーあたりの価格。「A360 Team」の 1 メンバー ライセンスを含みます。Revit の ラ イセンスは含まれません。
A360 Collaboration for Revit を利用するには、Revit 2015 または Revit 2016 のライセンス が必要です。Revit 2014 以前のバージョンおよび Revit LT™ ではご利用いただけ ません

 

3 カ月:    49,680 円 1 年:     131,760 円 2 年:     263,520 円 3 年:     395,280 円

当社の BIM アプリケーション紹介サイト www.facebook.com/RevitJapan

詳しくは、オートデスクのウェブサイトで。

(Visited 1 times, 1 visits today)
関連記事
Translate »