「エッセンシャル トレーニング ARES Commander 2019 」は、 ARES Commander 2019 の操作と機能を学ぶためのデジタルブックです。講師用としても、セルフトレーニング用としても適しており、ステップ・バイ・ステップのケース・スタディが充実しています。さらに
通常のトレーニング・クラスでのプレゼンテーション用としても使用できます。 各章には、 本文でカバーされているトピックに関連する演習があります。 また、本書で使用されているケース・スタディおよびチュートリアル・ファイルはダウンロードも可能です。
この基本的なトレーニング・ブックにより、ARES Commanderを簡単に使い始めることができます。 本の内容には、システム、ユーザーおよび図面とのインターフェイスや設定が含まれています。
作図および編集コマンドについては解説と実例があります。 作図の描写とディメンショニングで一つの章、別の章ではブロックを解説します。 最終章の印刷まで、この本にはソフトウェアを使い始めるのに必要なすべての情報が含まれています。
ディメンショニングに関する章からの短い抜粋:
このケース・スタディの次のステップは、寸法パレットを使用していくつかの寸法を変更し、角度寸法コマンドを導入することです。
+直径記号を追加する
- 寸法「4,2」および「6」を選択します。
- 寸法パレットを開きます。
- 測定値の前のフィールドにコード%%cを入力します。このコード%%cは自動的に直径記号であるØ.に変換されます。
+補足条項を追加します
- 寸法「37,5」を選択します。
- 寸法パレットを開きます。
- 測定値の後のフィールドに(×4)を入力します。
+ディメンション・テキストの追加
寸法パレットを適宜使用して、不足分を追加します。
+角度寸法の入力
角度寸法コマンドを使用して、図面に角度の寸法を作成します。 角度寸法はさまざまな方法で作成できます。 このコマンドを使用すると、2つの指定された辺の間の内角または外角を寸法付けできます。 寸法円弧の位置により、内角を測定するか外角を測定するかが決まります。
- 角の頂点および辺の2点を指定することにより
- 2辺を指定することにより
- 円弧の終点2点を指定することにより
+コマンド・アクセス:Angle Dimension
- エンティティの指定:P1
- セカンド・ラインの指定:P2
- 寸法位置の指定:P3
ここまでは、ARES Commanderからのいくつかのコマンドを紹介しましたが、ARES Trinityの機能を活用すると、さらに多くのコマンドを実行できます。 詳しくは下記をご覧ください。
ARES Trinity ソフト
革新的CADソフトであるARES Commanderは、その情報処理機能、およびCADのトリニティというユニークなコンセプトにより、お客様の生産性を新たなレベルへと導きます。
- ARES Commander、DWG形式のCADソフト。Windows®、macOS®、およびLinux®に対応
- ARES Touch、タブレットおよびスマートフォン用のモバイルCADソリューションAndroidおよび i OSデバイス用。
- ARES Kudo、インターネットブラウザでDWG直接編集
ARESの Trinity は、利用可能なデスクトップ、モバイル、クラウドプラットフォームを1つのライセンスにまとめました。 ARES Commandeのすべてのメンテナンス・ライセンスには、ARES TouchおよびARES Kudoへのアクセスが含まれています。
選択したクラウドストレージをプログラムに接続することにより、3つのプラットフォーム間でデータを同期できます。 図面を、直接クラウドから開き、そのままクラウドに保存することができます。
これにより、図面をメールの添付ファイルとして送信する必要がなくなります。 さらに、同僚、パートナー、クライアントが常に最新版の図面を共有できるようになります。 コラボレーションのためのもう1つの効果的なツールは、新しいコメント・パレットです。 これにより、ユーザーは3つのプラットフォームから図面にコメントすることができるようになります。しかも、図面自体は影響を受けません。
ARES CADソフトはネイティブ形式としてDWG形式を使用しているため、他のCADプログラムとファイルを簡単に交換できます。
ここから 「エッセンシャル トレーニング ARES Commander 2019 」 をダウンロードしていただくことができます(英文のみ)。
詳しくは、Graebert Japanのウェブサイトで。