科学捜査現場の文書化に最適なFARO Zone 3D 2021ソフトウェア発表
2020年12月22日

科学捜査現場の文書化に最適なFARO® Zone 3D 2021ソフトウェア発表

公衆安全に携わる捜査官や鑑識官は正確なデータを迅速かつ簡単に取得し共有可能

 

2020128日、フロリダ州レイクメアリー 三次元計測技術、AEC(建築、エンジニアリング、建設)、公衆安全分析において世界をリードするFARO® Technologies, Inc.(NASDAQ: FARO)は犯罪、衝突事故、火災、セキュリティ向けの新製品FARO Zone 3D 2021ソフトウェアを発売すると発表した。このFARO Zone最新版は公衆安全に携わる捜査官や鑑識官が捜査現場を図式化、文書化、共有、分析するツールをさらに充実させ、説得力のある3Dの現場復元を作成する。そして、法廷で陪審員が非常にリアルなレベルで、あたかも現場を歩いているかのように捉えられる裁判の証拠資料になる。

犯罪科学捜査官にとってFARO Zone 3D 2021は、現場の作図、詳細な復元分析、例えば、生い茂る草や複数の光源の写実的なビジュアルや、石、レンガ、木、金属、水などの改善されたテクスチャなどを含む、完全で正確な文書化と現場復元を可能にする。また、拭き取られた血痕の分析、複数の障害物を貫通した弾丸軌跡、一般的なイベントデータレコーダー(EDR)のデータの自動インポート、3Dルーフビルダー、50以上の新しいヒューマンモデル、新しい車両モデルと仕様データベースが新機能に含まれる。

FARO® レーザースキャナーのユーザーには、スキャンデータを3D点群に記録したり、ドローンを含む複数のソースからの点群を統合するための新たなツールが、新しいFARO Zone 3D 2021「Advanced 」オプションに追加された。犯罪や事故現場が点群として保存され、正確な測定値をデジタルで取得、証拠の解析、目撃者の視点の検証、衝突のアニメーション化などが可能になる。Advancedオプションは、独自のバーチャルリアリティ状況も作成できるので、ユーザーはVRを使い、スキャンした現場に「入り込んで」写真を撮り、測定し、証拠を拾い、DNAサンプルの綿棒を採取できる。

FARO Zone 3D 2021にはZone 2goも搭載されており、専門家は現場、図、レポート、写真、アニメーション、フライスルーなどの複数のビューを使い、包括的なプレゼンテーションを作成できる。自走式ビューアーはUSBフラッシュドライブにエクスポートでき、インターネット接続が不要なため、陪審員の視察や審議に最適だ。

「公衆安全に携わる捜査官や鑑識官にとり、現場を測定し、文書化することは重要な任務で、完全な正確さが求められます」と、FAROソフトウェア製品マーケティング担当ディレクターのジャニス・ホワイトは述べる。「そして、FARO Zone 3D 2021は、現在の市場において最も包括的な現場文書化ソフトウェアであり、前バージョンよりもさらに素晴らしい結果と説得力のあるビジュアルを提供すると確信しています」と加えた。

「衝突事故の復元はハリウッドの演劇を作ることではなく、科学の力で真実を見つけることなのです。科学で衝突を表現するために、私はFARO Zone 3Dを使います」と、3D視覚化で陪審員に事故現場の全体像を提示するNorthpoint Collision Consultants社、衝突復元専門家のカール・ラコヴィッチは述べた。

詳しくは、FAROのウェブサイトで。

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