Autodesk Foundation より SAKURA Tempesta へ寄附金贈呈
2021年1月5日

Autodesk Foundation(オートデスク基金)は、社会貢献活動の一環として、SAKURA Tempesta への寄附金のオンライン贈呈式を行いました。式では、オートデスク株式会社 代表取締役社長 織田 浩義より、25,000ドル(約 260 万円)の寄附金が贈呈されました。

2014 年に設立された Autodesk Foundation は、世界が直面している社会的課題や環境問題に対し、革新的なソリューションの開発や創造に取り組む非営利団体や起業家、デザイナーなどへ積極的に「財政支援」「テクノロジー支援」「人財支援」を行っています。財政支援では、慈善寄附金の贈呈を行っています。テクノロジー支援では、ソフトウェアの提供や当社のエンジニアによる技術評価やサポート、また人財支援では、当社の社員によるプロボノ ボランティア活動やインターシッププログラムを提供しています。

また、オートデスクは積極的に学生支援にも力を入れており、トレーニングやエンジニア教育の機会提供や学生/教員向けのソフトウェア無償提供、資格制度の実施などに取り組む「Autodesk Education Community」を展開しています。

2017 年春に発足した国際ロボコン「FRC」に挑戦する SAKURA Tempesta は、千葉工業大学津田沼キャンパスを拠点とし、「ロボット製作」「チーム運営」「アウトリーチ活動」の 3 つの活動で成り立っており、それら全てを中高生が主体となって行っています。

寄附金の贈呈に至った背景について織田氏は次のように述べています。「オートデスクが支援してきた学生団体の 1 つである SAKURA Tempesta は、新型コロナウィルス感染症において社会に役立つ支援として、いち早く Fusion 360 を用いて感染対策用フェイスシールドを製作し、医療機関などに寄付を行うという支援活動に取り組みました。この活動を高く評価し、Autodesk Foundation から寄附金を贈呈することになりました。」

Autodesk Foundationからの寄附金を贈呈されたことにより、SAKURA Tempesta の立崎 乃衣氏は次のように述べています。「金銭面で余裕が生まれて、より良い素材を活用して、フェイスシールドの改良に使うこともできるようになります。また、新たに 3D プリンターを導入して 2 台体制にすることもチームで検討しています。多くの医療機関などにフェイスシールドをお届けできればと思います。また今回の活動を通じて、少しでも社会貢献活動に興味を持ってくれる人が増えれば嬉しいです。さらに SAKURA Tempesta の活動を通じて、ロボット分野にも興味を持ってもらいたいです。」

 

Autodesk Foundation 紹介ビデオをチェック

 

【オンライン寄附金贈呈式の様子】

(左: SAKURA Tempesta 立崎 乃衣 様

右: オートデスク株式会社 代表取締役社長 織田 浩義)

 

【オートデスク関係者、SAKURA Tempesta メンバー/メンターとの集合写真】

詳しくは、オートデスクのウェブサイトで。

(Visited 1 times, 1 visits today)
関連記事
Translate »