神稲建設編●情報のデータ化で生産性向上
2021年3月8日

情報のデータ化で生産性向上。社内・社外のコミュニケーションも円滑に

下記のような課題を改善したい企業様におすすめの記事です】
・遠隔地ともリアルタイムに情報共有をしたい
・工事写真の管理をスムーズに行いたい

神稲建設株式会社

1949年創業の総合建設会社の神稲建設株式会社は、建設業を中心として、より快適な人の住環境全体と本当の豊かさを求めて地域社会への貢献を目指している企業様です。長野県SDGs推進登録企業制度に第一期から登録をしており、CO2の削減・産業廃棄物の削減・女性の雇用促進などに取り組んでいます。また、2027年開業のリニア中央新幹線の土木工事施工を担当するなど、様々な分野で活躍をしています。

Photoructionを導入したきっかけや導入後の変化について、本店建築 工事長 佐々木雅弘さん、経営企画室 岡島章さんと建築部 久保田真美さんにお伺いしました。

神稲建設株式会社 本店建築 工事長 佐々木 雅弘 氏(写真左)経営企画室 岡島 章 氏(写真右)

建築部 久保田 真美 氏

とにかく時間がかかっていた工事写真の管理。写真整理で残業が発生することも

 

―Photoructionを導入する以前の課題を教えてください。

 

佐々木さん:工事写真の管理にとても時間がかかっており、まずは写真管理にあてる業務時間を削減したいと考えていました。Photoructionを導入する前は、デジカメで撮影した写真をパソコンに手動で移してフォルダ分けをしていました。そのため、写真管理で残業をせざるを得ない、後になって撮り直しが必要なことが発覚するなどの課題がありました。

また、社内の情報共有にも時間を要していたため、工事記録などの履歴情報を蓄積できるサービスはないかと探していました。

岡島さん:2019年の台風による災害をきっかけに他社サービスのトライアルを開始しました。そのサービスは図面機能に特化していたため写真管理ができる他のサービスはないかと探していたところ、Photoructionに出会いました。

そのあとトライアルを試してみて、写真機能や工程表機能、図面機能など欲しいと思っていた機能を網羅していたので最終的にPhotoructionの導入を決めました。

導入の決め手は、写真などのデータ整理が簡単なことと、リアルタイムで情報共有ができること

―数ある選択肢の中から、Photoructionをお選びただいたポイントを教えてください。

佐々木さん:スマートフォンやタブレットで撮影した写真をクラウド上で管理でき、その情報がリアルタイムに共有できることが最大の決め手でした。

また、他サービスでは未対応のものが多い工程表機能が使えるなど、全体的にバランスが良い部分を評価していました。

 

―ありがとうございます。導入が2020年5月のことですが、すでに23現場で活用されていると伺いました。導入する際に心がけたことを教えてください。

 

佐々木さん:Photoructionがスムーズに活用できるように環境整備を行い、各現場の状況に合わせて使える部分から導入してもらうように心がけています。

環境整備については、新規の現場にはPhotoruction導入を前提とした環境整備を行っています。まずは現場の方がストレスなく使えるように環境を整えています。

また、導入前には現場監督が参加する部会でフォトラクションのカスタマーサポートにもご協力いただき操作説明を行っています。現場監督にはこの場で操作を覚えてもらうようにしています。

 

岡島さん:やはり新しいツールを浸透させるためには、現場の方の負担を考え業務効率化において逆効果にならないよう、使える部分から導入してもらったほうがスムーズに進むかと思います。

 

久保田さん:私は現場監督として現場で働いています。現場監督同士でもPhototuctionの操作説明を行い、現場への導入をサポートしています。

 

写真整理の時間削減により現場の職人さんとのコミュニケーションがさらに活性化。本社での進捗管理もスムーズに

現場では職人さんとタブレットで図面を見ながら確認作業を行う

 

―それでは、実際にPhotoructionを使ってみた上での感想を教えてください。

久保田さん:写真機能、工程表機能、図面機能、書類機能を主に使用しています。まず、当初の課題であった写真整理にかかっていた時間を削減することができました。リアルタイムでの情報共有も可能なので、社内の情報共有がスムーズに行えるようになりました。工種や日付で写真検索ができるのも嬉しいですね。業務効率化が図れた分、現場での職人さんたちとの打ち合わせの時間が増え、コミュニケーションの促進につながりました

また、是正指示書もPhototuctionに蓄積しているデータから簡単に作成することができるため、こちらの作業についても時間短縮ができました。

図面機能については、現場でもタブレットですぐに確認できるところが便利ですね。

 

佐々木さん:現場の進捗は担当者に電話で確認していましたが、Phototuctionを導入してからはクラウド上に写真などのデータを蓄積できるため、パソコンやスマートフォン、タブレットから情報を確認することができて情報共有がしやすくなりましたし、写真の撮り直しがあった場合も早期に発見できるようになりました。写真整理を理由とする残業も大幅に減りました。

 

岡島さん:工程表もクラウド上で確認できるのが便利ですね現場の進捗がすぐに確認できるようになりました。今後は、どの現場に職人さんを何人配置するなどの現場の計画を立てるのに活用していきたいです。例えば、工期に遅れがでている現場への職人さんの派遣など、適切な人員配置を行っていきたいですね

 

Phototuctionに蓄積した情報を営業でも活用していきたい

―それでは最後に、Photoructionに期待することと、今後の展望についてお聞かせください。

 

佐々木さん:工事記録などの履歴情報を営業に活用できたらと考えています。どこでも履歴情報を確認できるという利点をうまく活用していきたいと思っています。

また、新型コロナウイルスの影響で遠隔(リモート)での現場管理が今後当たり前になってくるかと思います。この課題については会社全体で取り組み、Phototuctionを活用して時代に対応できるようにしていきたいですね。

岡島さん:現在、フォトラクションで提供予定の「Phototuction Site」という労務安全書類を作成するツールも試行しています。今後もさらに使いやすいツールになることを期待しています

 

―今後も業務効率化のサポートをさせていただければと思います。お忙しい中、貴重なお時間をありがとうございました!

詳しくは、フォトラクションのウェブサイトで。

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