杭ナビショベル活用事例●高柴建設編を掲載
2022年1月10日

杭ナビショベル 活用事例

山間部の施工は『杭ナビショベル』で決まり!

やっと巡り合えた理想のICT施工システム

福島県の有限会社高柴建設様は、山間部の工事を中心に手掛けている建設会社。今回『杭ナビショベル』を導入されたとのことで、代表取締役の大和田勉(おおわだつとむ)様と、実際に現場で使われている新田泰通(にったやすみち)様にお話を伺いました。

 

 

― まず『杭ナビショベル』を導入された経緯をお聞かせください。
大和田社長: 当社は山間部の工事を手掛けることが多く、GNSSを捕捉するには厳しい現場ばかりです。ですから、今まではトータルステーションや杭ナビへ設備投資を進めていたのです。以前からトータルステーション方式のショベルシステムの導入は検討していましたが、市場に出ている同システムは高価だったので導入を見送っていました。安価なシステムが無いか探していたところに『杭ナビショベル』の紹介を受けまして。杭ナビのレスポンスの速さは分かっていたので、これは使えるなという感覚から”すぐに導入しよう!”と。
― 試乗会などには参加されましたか?
大和田社長: 一切参加していません。カタログを見て即買いです(笑)。
― 『杭ナビショベル』を使ってみていかがでしたか?
新田様: これまでICT建機を使ったことはありませんでしたが、元々『LN-150』で測量をしていましたから、戸惑いは無かったです。使い始めの頃は、法面を切った後に『LN-150』で何回か検測していましたが、精度良く施工できることが分かったので、今は信用して使っています
― 導入効果はいかがでしょう?
新田様:2人/日の工数は削減できていると思います。山間部の工事は起伏やカーブが多く、場所によっては5mピッチに丁張りを掛けていました。『杭ナビショベル』を導入したことで、モニターに切り出し位置やバケット刃先と設計面の差分が表示されるので、丁張りを掛ける回数が減っただけでなく、設計面に近づけば近づくほど必要だった施工面の検測が必要無くなったのは大きいです。
今回は法面だけでなく路体の施工にも『杭ナビショベル』を使いました。モニターに表示されるバケット刃先の高さを確認しながらすきとって、最後は排土板で仕上げていったのですが、作業は早かったです。これからは、どんな現場にも持って行きたいです。
― 3D設計データも作成されていると伺いました。
大和田社長: 正直、最初の頃はとても苦労しました。ただ、一回間違いない3D設計データを作ってしまえば、誰がやっても同じ精度で施工ができますし、現場の工数削減に繋がります。今でも若干の苦労はありますが、その苦労は一現場終わるころには何十倍にもお金として返ってきます。3D設計データを使わない方が損ですよ。Takashiba_kui-navi-shovel_01_J.jpg
― 今後の展望についてお聞かせください。
大和田社長: 確実に生産性向上に繋がっていますから、『杭ナビショベル』をもう1台導入しても良いかなと考えています。その結果、週休2日に繋がると良いですね。
代表取締役 大和田勉様
代表取締役
大和田勉 様
新田泰通様
新田泰通 様

ユーザ名:有限会社高柴建設
使用機種:《杭ナビショベル》 3D-MG LPS ショベル X-M3x LN

取材協力:株式会社山形測器社
URL:http://yamagata-sokkisha.jp

詳しくは、トプコンのウェブサイトで。

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