ワンマン位置出しを現場で完結! スマホアプリ「楽座(らくざ)」を発売
2022年10月17日

“スマホで墨出し!” がさらに進化

ワンマン位置出しを現場で完結。スマホ上で図面から位置座標を抽出するアプリ『楽座(らくざ)』を発売。

2022.10.17

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)は、昨年12月に発売した「建築施工向けのワンマン位置出しシステム」による建築施工現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)をさらに推進させるスマートフォン用位置出し座標抽出アプリケーションソフトウエア『楽座』(らくざ)を発売しました。

楽座 ワークフロー

高精度位置出し機『楽位置』(らくいち)と、スマートフォン用建築現場向けワンマン位置出し誘導アプリケーションソフトウエア『楽墨』(らくずみ)による「建築施工向けのワンマン位置出しシステム」は、技能者不足に課題を抱える施工現場において、誰でも、1人で、簡単に位置出しや検査を行えることにより、作業者の人員削減と作業時間の短縮に大きな効果があると、発売以来ご好評をいただいております。

この「建築施工向けのワンマン位置出しシステム」による利用シーンが広がっていく中で、その作業のベースとなる設計段階で作成されたCAD図面から現場で施工する位置情報を抽出する作業の効率化が、更なる生産性向上への鍵となります。

今回、新たに発売した『楽座』をご利用いただくことで、今まで事務所で行っていたこの事前準備作業を不要とし、「建築施工向けのワンマン位置出しシステム」を現場完結型のソリューションへと進化させました。

『楽座』を利用することにより、直前の設計変更や、現場で位置出し点の追加など、急な作業の変更があった場合でも、お持ちのスマートフォンに図面を読み込んで、必要な位置情報をその場で抽出することができるため、作業の手戻りを大幅に削減することが可能です。

当社は今後も、建築施工現場が抱える課題解決に向けたDXソリューションを提供し、建築施工の生産性向上に貢献してまいります。

【楽座 主な特長】

お手持ちのスマートフォンで利用
『楽座』はAndroidTMやiOSに対応したスマートフォン用アプリケーションソフトウエアです。Google PlayTMやApp Store®からダウンロードし、その日から使い始めることが可能です。

CAD環境不要
『楽位置』、『楽墨』と組み合わせて利用する際、作業に必要な位置情報の抽出がCADなどの特別な環境は必要なく、その日に現場で迅速に行うことが可能です。

初めてでも、簡単シンプル操作
視覚的、直感的なユーザーインターフェースにより、様々なパターンの作業情報を、複雑な専門的操作は不要で抽出することが可能です。

『楽墨』との簡単連携
抽出された作業情報は汎用的なCSV形式などで出力されるため、『楽墨』を始めとした現場作業でお使いのソフトウエアとシームレスに連携することが可能です。

汎用的なDXFファイルに対応
『楽座』は汎用的なCADフォーマットであるDXF形式のファイルに対応しています。従い、様々なCADで作られた図面のデータを受け取って、作業情報を抽出することが可能です。
対応バージョン:AC1032(AutoCAD 2018形式), AC1027(AutoCAD 2013形式), AC1009(AutoCAD R12/LT2形式)

【その他】

発 売 時 期 :2022年10月

座標抽出アプリケーションソフトウェア 楽座 製品紹介ページへ

詳しくは、トプコンのウェブサイトで。

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