ツールパレット
AutoCADRで作成したツールパレットをインポートすることで、ARESへのスムーズな移行を確実にします。
サンプルパレット
構成済みのエンティティ
ARCH + MECH
MEP + マップ
注釈
ハッチ
開口部 + Lisp
??ユーザーケース / 課題
通常、CADユーザーは、プロジェクトごとに類似した図面セットを扱うため、同じ種類のツールやデータを何度も必要とします。図面ファイルやアプリケーションのセッションを問わず、頻繁に使用されるこれらのツールやデータを一箇所で見つけることができれば、非常に便利です。
これらのツールやデータは、次のように分類することができます:
- ブロック
- 幾何学的なエンティティ(例:線、円弧など)
- ハッチとグラデーション
- 注釈(例:文字、寸法、表など)
- システム変数
- LISPルーチン
- 外部参照 ? 図面や画像
??解決
このニーズに対応するため、ツールパレットのサポートを提供します。このパレットはARES Commanderの他のパレットと同様に設計されており、他のパレットが持つ一般的なプロパティ(ドッキング、自動非表示など)をすべて備えています。
ARES Commander 2024のユーザーは、ソフトウェアにあらかじめ設定されたパラメータを使って、ツールパレットの効果を確認することができます。このツールパレットは、独自のパレットを構成するための初期設定として使用することも、ゼロから作成する別のパレットと置き換えることもできます。
ARESで提供されるデフォルト(定義済み)のパレットに加えて、ユーザーは独自のパレットを作成して、必要なツールやデータを保存、整理することができます。このパレットは、AutoCADと同じ*.xtpファイル形式で作られていて、他のARES CommanderやAutoCADユーザーと共有することもできるので、迅速にそれらのツールを利用できるように、部門や会社全体で一貫した仕様にすることができます。
つまり、AutoCADRで作成したツールパレットをARES Commanderで使用することができ、その逆もまた可能です。
AutoCADRのツールパレットをARES Commanderで使えるようにしたり、ARES Commanderで独自のツールパレットを作成するために、AutoCADRで作成、または、カスタマイズしたデータやツールを簡単に利用できるようになりました。
MacとLinuxで利用可能なリボンUI
ARES CommanderのWindows版でおなじみのリボン型ユーザーインターフェース(UI)が、MacOS版とLinux版でも使用できるようになりました。
Windows
macOS
Linux
つまり、短縮した手順でツールにアクセスできたり、アイコンでコマンドを簡単に覚えられるなど、コンテキストリボンのメリットを3つのプラットフォームで享受できるようになったのです。