地表面変位サービス ランドスクリーニング開始
2023年5月9日

地表面変位モニタリングによるワンストップソリューション!

地表面の変位をスクリーニング。早期の危機察知、根拠に基づく意思決定が可能!

【マクロでカバー】SAR衛星

SAR衛星による観測は夜間、雲があってもデータ取得が可能
SAR衛星は自らが雲を透過する波長の電波を照射し、地上からの反射波を観測するため、天候や時間帯に依存せずいつでもデータ取得が可能です。

SARデータを活用したサービスが”Land Displacement Monitoring(LDM)”です。広域の地盤変動を解析し、その結果を提供します。独自のInSAR*解析技術により広域な地表面の変動量をmm単位で検出し時系列で表示します。地球上の任意の箇所に対してモニタリングを行い、地盤リスクや変動を広域・面的に理解することが可能です。道路や鉄道工事における地盤沈下や陥没、隆起、地すべりの兆候把握、公共施設や防災施設管理などへの活用が可能です。
*InSARとは、Interferometric SAR(干渉SAR)の略。高精度で土地の変位を検出するSARデータ特有の処理技術の一つ

Synspective SAR衛星
SAR衛星で取得したデータ

【ミクロでカバー】トプコン精密位置計測

3D測量・精密面計測
SAR衛星によるマクロ・スクリーニングで検知した異常値箇所を、最新トータルステーションやGNSS測量機を使った3D測量、さらには、地上型レーザースキャナー、ドローンによる写真測量、モバイル・マッピング・システムでの3D精密面計測で、3D座標、3D点群データを生成し、ミクロ範囲をより正確にスクリーニングし精密な分析を可能にします。

3D変位計測・定点観測
SAR衛星によるマクロ・スクリーニングで検知した異常値箇所を、世界最高峰の3Dステーションを使用して、3D変位計測、あるいは、定点観測をし、ミクロ範囲の経過観察を行います。定期的にミクロ範囲をモニタリングすることで、異常値検出箇所を診断し、継続的に安全管理、崩落事故、土砂崩れなどの防止に努めます。

トプコン測量機器での精密位置計測

MAGNET Collageへの組み合わせ(累計変位の見える化)

MAGNET Collageとの組み合わせ

ランドスクリーニングサービスのご案内

詳細測量・点群測定等ご相談承ります。お問い合わせは以下の連絡先へお電話ください。

03-5994-0671 (担当:インフラメンテナンスグループ)

 

活用が想定されるケース

  • 造成工事における事前地盤変位調査、竣工後モニタリング、切土盛土の法面監視
  • 各自治体様における大規模盛土造成地のモニタリング
  • シールド工事の影響や空港施設、構造物のモニタリング

ご契約内容および留意点

  • ● LDM契約には、TOPCONの点群閲覧ウェブアプリケーション「MAGNET Collage Web」のご利用が含まれています。
  • ● TOPCONアプリの活用により、LDM解析結果と現地測定値が比較可能です。
  • ● 電子基準点座標と現地基準点、LDM解析結果の比較により、評価支援いたします。
  • ● LDM解析条件については事前にご相談をお願いします。

 

  • ■ LDMご契約内容:1「過去アーカイブデータ」と2「契約時点からの新規取得データ」を使用してのLDMサービスをご契約
  • ■ LDM解析範囲:500km2まで
  • ■ LDM解析エリア:植生、水、積雪の影響エリアにおいてはLDM解析が出来ない個所があります
  • ■ LDM解析用SAR衛星:Sentinel-1衛星(撮像頻度12日/回、約20m空間分解能)にて最短1回/月にてLDM解析結果をご提供(主に2017年以降の解析が可能)
  • ■ LDM解析データ:CSV出力可能
  • ■ 価格:別途お見積り
サービス概要

サポート

製品に関するご不明点はサポートページよりご確認くださいませ。

取り扱い企業

株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン

03-5994-0671

営業時間:平日08:30~17:15
※年末年始、祝日は除く

詳しくはトプコンソキアポジショニングジャパンのウェブサイトで。

(Visited 1 times, 1 visits today)
関連記事
Translate »