安全AIソリューションの提供を開始
2023年10月2日

安全AIソリューション

AIで施工管理を安全に

近年の建設現場では、高齢労働者や外国人労働者が被る労働災害の増加に加え、若手監督者への安全技能の伝承不足などから、労働安全衛生管理のさらなる高度化が求められています。

ご存じですか?「第14次労働災害防止計画」

「労働災害防止計画」とは、労働災害を減少させるために国が重点的に取り組む事項を定めた中期計画です。2023年4月から「第14次労働災害防止計画」が始まっています。本計画の重点対策のうち、建設業の労働災害防止対策の推進において事業所に取り組みが求められていることの一つに<font-size=”120%””>「墜落・転落災害防止に関するリスクアセスメントの実施」が挙げられています。また、この取組の成果として「2022年と比較して、2027年までに死亡者数を15%以上減少させる」ことが期待されています。</font-size=”120%””>

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本計画が目指す社会においては、「労働者等の関係者が、安全衛生対策について自身の責任を認識し、真摯に取り組むことが重要」であり、そこで求められる安全衛生対策は、「DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展も踏まえ、(中略)ウェアラブル 端末、VR(バーチャル・リアリティ)やAI等の活用を図る等、就業形態の変化はもとより、価値観の多様化に対応するものでなければならない。」と明記されています。

▼「労働災害防止計画」について詳しくは、厚生労働省のサイトをご覧ください。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197308.html

それでは、具体的にどのように取り組んでいけばよいのでしょうか?

どうする?AIを活用した安全衛生対策の実現

現場の課題

「ベテランから若手へのノウハウ伝承危機」

労働災害の安全対策においてこれまで企業が経験した災害知識に基づいて対策が行われ、その知識の蓄積媒体として労働災害報告書が利用されてきました。安全衛生対策でAI等の活用が推奨される一方で、現場ではAI活用以前に、ベテランの大量退職と若手の就労不足により、「現場でのノウハウ伝承の危機」が顕在化しており、労働災害報告書の読み取り能力がリスクアセスメントに影響する事態も発生しています。報告書のままでは知識資産としての再利用性が低く、報告書の検査システムでは問題を解決することが困難な状況になってきています。

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安全AIソリューションが目指すもの

個人の経験や勘に頼らない「リスクの見える化」「安全対策の高度化」

MetaMoJiでは、このような課題解決のために2019年より独立行政法人安全衛生総合研究所、株式会社大林組と共同研究を行ってきました。共同研究から得られた労働災害対策の知識を「リスク予測知識データベース」として活用することで、個人の経験や勘に頼らない「リスクの見える化」「安全対策の高度化」が実現します。

安全AIソリューションとは?

MetaMoJiの安全AIソリューションは、建設現場の状況に合わせて、安全管理用のチェックリストをAIが動的に作成するシステムです。eYACHO上に作成される安全衛生日報や作業計画書などの帳票上に、作業者や現場の状況に応じて関連度の高い安全管理情報を動的に抽出する独自の「Dynamic Checklist®(ダイナミックチェックリスト)」を作成します。作業者や現場の状況に最適な内容を表示することで、個人の経験や勘に依存しがちな安全管理業務を改善することができます。

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ダイナミックチェックリストの例

安全AIソリューションの特長

すべての労働安全衛生管理プロセスに対応

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利用データに応じたシステムが選定可能

MetaMoJiの安全AIソリューションは、厚労省の労働災害事例データを利用する①「汎用データ利用型」か②「自社データ利用型」かを選定することができます。自社データの整備やデータ量が不十分な場合は、汎用データを利用することでクイックスタートが可能になります。

利用シーン

現場では、さまざまな業務で活用することができます。

期待される効果

「安全AIを利用してリスクアセスメントを強化」していることにより、各所に安全対策の取り組みをアピールできます。

ご利用までの流れとサービスメニュー

MetaMoJiの安全AIソリューションは、『データ分析』『安全AI(リスク予測データベース)構築』『安全AI利用(危険予知と安全対策の実施)』の3つのフェーズで構成されています。

まずは、データ分析フェーズにて、お客様保有の労災事例データをMetaMoJiの安全AIに適用し、実際に安全AIを試用いただきます。

価格

価格については、別途お見積もりさせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

詳しくは、MetaMoJiのウェブサイトで。

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