8月31日開催の「ArchiCAD 16 新製品発表会」(大阪)のレポートをアップ
2012年9月10日

2012年8月31日、ArchiCAD16 新製品発表会(GRAPHISOFT社主催)が大阪・ハービスホールでも開催され、協賛出展いたしました。

海外事例紹介ではMOTA-ENGIL Engineering社のMeireles氏がBIMの戦略について講演されました。2010年にBIMを導入し、今年で3年目となり、より良いコミュニケーションや人材、デザインなどの最適化によりマージンを1%上げられたこと、工程を20%短くすることが可能となったという内容でした。

日建設計の山梨氏の講演では、実際に設計されたデータがモニタに映し出され、寸法線以外はすべてモデルからの切り出しで図面を作成されているとのことでした。デジタルデザイン室の前身であるデジタルデザインセンターでは、300プロジェクトのうち5%がBIMでできたという報告があり、今後はすべての工程をBIMで行う「フルBIM」を増やしていきたいと仰っておりました。

ArchiCAD16の新製品紹介ではモルフツールを使った実演もあり、会場も大いに沸きました。あわせてモデルチェックソフトSolibri Model Checkerの日本語版の製品発表がありました。ArchiCADの建築とRebroの設備をSolibriで統合し、ルールセットに沿ったモデルチェックのデモンストレーションが行われました。チェック結果では躯体の重複が確認でき、さらにゾーン内での器具の個数チェック、 車いすがトイレに入れるかのスペースチェックもできるということでした。

 弊社ブースにご訪問頂きましたお客様からは、BIMの検討を始めたという話や、ArchiCADを使っているが設備や構造とよりスムーズな連携を考えているという話をお聞きすることができました。 皆様、講演をお聞きになってBIMの導入にさらに意欲を高められているように感じました。

お立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございました。

詳しくは、NYKシステムズのウェブサイトで。

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