Vectorworksの「リアルタイムパラメータ」機能を解説
2012年5月29日

Vectorworksのプラグインオブジェクトには、様々なパラメータが搭載されており、開口部の編集を自由に行うことができます。
ただ、開口部のスタディーとしていろいろな大きさを検討したい場合、データパレットや設定ダイアログで入力するよりも、スライダーなどで直接的に変更したいときがあります。
そこで、窓の幅や高さ、高さ位置をダイレクトに調整できる道具をつくりました。

準備

1. ツール>作業画面>設計を選択します。
2. 現在の画面を設計変更もしくは現在の画面の複製を設計変更を選択してOKをクリックします。

3. 図形コンテキストメニューリアルタイムパラメータを追加し、OKボタンをクリックします。

4. 変更した作業画面が保存されます。

使い方

1. 窓を選択します。壁を選択しないように注意してください。
2. リアルタイムパラメータを実行します。

3. 各種パラメータを変更します。変更中の大きさは赤いラインで表示されます。
4. OKボタンをクリックするとオブジェクトが再描画されます。 

制限事項

・直線の壁に挿入された窓オブジェクトのみが対象です。
・曲線の壁に挿入された窓や、自作シンボルには対応していません。
・Vectorworks Architect 2012で動作確認をしています。

詳細、リアルタイムパラメータのダウンロードは、Vectorworks BIMlogのウェブサイトで。

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