前回は、株式会社建築ピボットの「SAVE-建築」の概要についてインタビューを行ない、開発経緯から省エネに対する同社の姿勢を伺うことができました。
今回はVectorworks Architect 2013とのIFC連携を通して、PAL計算値を算出するまでをご紹介いたします。
北の地域では開口部を大きく取り日射を取得し、南の地域では庇を設けて、日射をコントロールする。
これをコンピューターを用いずに、比較的簡単な手計算ステップで評価できる。 初めてPAL計算を知った時に、地域性を考慮した考え方にとても感銘を受けたことを思いだします。
しかし、複雑な形状の建物の際、ペリメーターゾーンの分割はとても大変で、なおかつ各階すべてやらなければなりませんでした。
時代は進み、ペリメーターゾーンは自動で分割できるようになりました。PAL計算は設計の最終行程での省エネ判断だけでなく、設計の初期段階に活用できるようになり、意匠設計者の設計ツールとなりました。
続きは、Vectorworks BIMlogのサイトで。
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