「レアカード」人材
2020年6月30日

「レアカード」人材

希少価値の高い人材になろう、という話。

藤原和博さんという方がいらっしゃいます。
職業としては、教育改革実践家という肩書を掲げられています。元リクルートの方。
東京都杉並区にある和田中学校の校長など務められ、東京都における義務教育初の民間人校長。
奈良市の一条高校校長もされたそうです。

この方が話していること。

「自分自身をレアカード化する」

どういうことか?

希少価値の高い人材になれ、ということ。
世の中の市場価値を、時給換算で計算すると、800円〜80000円ほどの差があるようですが、この「差」ができる要因は?
これが、希少性。

よく、一つの仕事を極めようと思ったら、最低10000時間はかかる、と言われることがあります。
もちろん、取り組み方やセンスなどで幅はあると思いますが。
この時点で、100人に一人程度の価値。
10000時間働こうと思ったら、普通に働くと5年かかる計算になります。(週40時間で年間1920時間)

その100人に1人になったあと、さらに別領域でも極めた場合、そこでも100人に1人の価値。10000人に1人くらいの価値。
さらにもう一つの領域を磨いた揚合、100万人に一人の存在になります。

このくらいやったほうがいい。一つの分野で満足するのではなく、2つ目、3つ目とチャレンジしていく。
そして、自分自身を希少価値の高い「レアカード」にしてほしい、ということを話されています。

ちなみに、ドラクエのジョブで表現すれば、2つまでの組み合わせは、魔法戦士とかあって、その上に超上級職業っていうのがあるようです。
魔賢導師(賢者の上位職、 賢者=魔法使い+僧侶)、宇宙海賊(海賊の上位職、 海賊=船乗り+踊り子)、とか。

とにかく、一つでも極めるのは簡単じゃない。同じように10000時間働いても、成長の少ない人もいるかと思います。
人生の中で、仕事に割く時間はとても多いです。
せっかく働くなら、短期間で極めて、付加価値の高い仕事ができる希少性の高い人材になりたいものです。

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システム開発Gr. S

詳しくは、システムメトリックスのウェブサイトで。

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