7/13~15オンライン、ポストコロナへ「ARCアジアフォーラム」開催
2021年6月29日

Annual ARC Industry Forum Asia 2021 (Online)
ポストCOVIDワールド―デジタル変革を加速
ARCジャパンフォーラムは2021年からARCアジアフォーラムへ   2021年 7月13日(火)- 15日(木) オンラインで開催

グローバルなCOVID感染症拡大の危機が産業イノベーションを加速しています。Accelerate Industrial and Municipal Transformation先行企業はデジタル変革の旅を進め迅速に変化に対応しはじめています。OT、 IT 、ET(エンジニアリング技術)各チームが、それぞれの技能と能力を磨きつつリアルタイム運用の変革を推進しています。リモートに繋がった従業員を支援し、ウエアラブルや先進技術を活用してプラントの現場作業員を支援しています。共有データや分析機能、分散業務、デジタルツインを連携し活用しながら更なる操業の最適化に挑戦しています。産業は既に転換点を超え、破壊的技術の威力を活用し業務運用や競合戦略を変革し、レジリエンスを強化し、更なるコスト削減を図り、より良いサービスを顧客へ提供しはじめています。

変化は加速し、企業も事業も変わりつつあります。貴社のニューノーマルへの変革は進んでいますか?

製造、情報システム及びオートメーションに携わる幹部の方々にとってこれら最新の動向を知るには見逃せない機会です。日本とアジアにおける最新の変革の波を掴む好機です。今年はコロナウイルス感染対策の一環として、Zoom と vFairs を活用したオンライン形式で開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

トピックス

  •  IT、 OT、 ET の連携・融合
  •  AI 及び機械学習
  • 設備パフォーマンス管理
  • オートメーション革新 (OPA、モジュラープラント)
  • ニューノーマルに備えた産業サイバーセキュリティ
  • デジタル変革最新動向と事例
  • デジタルツインと繋がるスマートマシン
  • デジタルに対応する従業員と企業文化
  • 産業用 5G
  • IIoT プラットフォーム、エッジインフラストラクチャ、エンドデバイス
  • 品質管理と生産管理

 

プログラム

(講演 10:00AM 開始)Track2 (日本語進行, 以下のプログラムは日本時間)

第1日(7月13日)

10:00
10:05 Session 1: デジタル変革最前線
10:05 【基調講演1】「旭化成における生産系DXの取組み」

旭化成株式会社デジタル共創本部スマートファクトリー推進センター長
原田   典明 氏

10:30 【基調講演2】「IT-OT 融合:デジタル変革に向けたオープン・プロセス・オートメーションにおける『組織的な能力構築』の前提について」

マレーシア ペトロナス(Petronas)
機器&制御部門グループ・テクニカル・オーソリティ
シャルール・A・ラシード(Sharul A. Rashid)氏

同、機器&制御部門グループ・スタッフ・エンジニア
ザフラン・アブドゥール・アジズ(Zhafran Abdul Aziz)氏

11:00 「スマートファクトリーを実現するための先端技術  ~現状と将来~」

三菱電機株式会社情報技術総合研究所所長        楠  和浩 氏

11:30 「測る力とつなぐ力が導く、持続可能な企業価値向上」

横河ソリューションサービス株式会社ソリューションビジネス本部執行役員
勝木 雅人 氏

休憩
14:00 Session 2: オートメーションの最新動向とスマートファクトリ(1)
14:00 「食品工場の課題とスマート化への変革」

味の素エンジニアリング株式会社ソリューション事業本部電装システム部
ミドルマネージャー   渡辺 秀治 氏

14:30 「Hexagon が提供する製造業向けデジタルソリューション」

Hexagon 日本インターグラフ株式会社代表取締役社長      大坂  宏 氏

15:00 「2030年連続生産システム『iFactory』実装へのロードマップ・第2フェーズ」

株式会社高砂ケミカル掛川工場技術開発部専任課長   鶴本 穣治 氏

15:30 パネル討論・Q&A

 

(プログラムは講演テーマ、時間枠構成に変更の可能性がありますのでご了承ください)

第2日(7月14日)

10:00 Session 3: オートメーションの最新動向とスマートファクトリ(2)
10:00 【基調講演3】「村田製作所の製造現場における IoT 化と改善につながるデータ活用事例」
株式会社村田製作所モジュール事業本部 IoT 事業推進部シニアマネージャー
郷間 真治 氏
10:30 「Digital Manufacturing の実際 ー KPI を活用した SMKL の実装展開ー」

三菱電機株式会社FAシステム事業本部  Digital Manufacturing アーキテクト
杉山   素 氏

11:00 「脱炭素と従来の課題対応に向けた DX とその先のビジネス」

アヴィバ株式会社VP、日本統括                                  小暮 正樹 氏

11:30  パネル討論・Q&A
休憩
14:00 Session 4: デジタル変革とポストCOVID
14:00 「すり合わせ型のモノづくりを支えるアクショナブル意思決定支援ソリューション~DXへの王道:匠の仕組化~」

横河ソリューションサービス株式会社ソリューションビジネス本部
コネクテッドインダストリーズビジネス開拓センター長 佐藤 恵二 氏

大阪ガスケミカル株式会社 CF 材料製造センター               吉田 裕希 氏

横河ソリューションサービス株式会社ソリューションビジネス本部
コネクテッドインダストリーズビジネス開拓センター
モノづくり改善コンサルタント                                            吉川 花里 氏

14:30  Q&A (10分間)
14:40  SICE-ARC パネル討論:
「COVID-19 で製造業のDXは進展したのか、するのか?」

モデレータ:(公社) 計測自動制御学会(元)会誌編集委員長/産業応用部門長
(前)東洋エンジニアリング株式会社  鈴木  剛 氏

パネリスト:名古屋工業大学社会工学科経営システム分野担当教授
橋本 芳宏 氏

旭化成株式会社デジタル共創本部スマートファクトリー推進センター長
原田   典明 氏

NTTコミュニケーションズ株式会社イノベーションセンター
プロデュース部門スマートファクトリー推進室エバンジェリスト
担当部長   境野  哲 氏

日揮グローバル株式会社デザインエンジニアリング本部計装制御部
プリンシパルエンジニア  新井 信之 氏

(一社) JPCERT コーディネーションセンター経営企画室技術顧問
宮地 利雄 氏

味の素株式会社グローバルコーポレート本部
マニュファクチャリング戦略部生産技術グループ
小林 隆之 氏

(プログラムは講演テーマ、時間枠構成に変更の可能性がありますのでご了承ください)

第3日(7月15日)

10:00 Session 5: デジタル製造、OPAの最新動向
10:00 「(TBA)」

ロックウェル オートメーション ジャパン 株式会社パートナー戦略事業本部
本部長  (エバンジェリスト)       吉田 高志 氏

Q&A

10:40  OPA セッション:
「オープン・プロセス・オートメーション(OPA)の開発と標準化:
最新情報、テストベッド、多業種展開」

「オープン・プロセス・オートメーション最新動向: 標準V2.1、ビジネスエコシステムおよび認証」
CSI 社長, OPA Forum 共同議長 ドン・バツージアク(Don Bartusiak)氏

「構想を現実に:産業プロトタイプの現状」
エクソンモービル(ExxonMobil)プロセス制御エンジニア
デーヴィッド・デバリ(David DeBari)氏
同社 技術取得アドバイザ
モハン・カリヤナラーマン(Mohan Kalyanaraman)氏

「ワクチン製造におけるオープンな標準規格の重要性」
メルク(Merck & Co.)製造 IT 部門エグゼクティブ・ディレクタ
ユージーン・タン(Eugene Tung)氏

「OPA開発を巡るエンドユーザ企業の視点」
イーストマン・ケミカル(Eastman Chemical)プロジェクトマネジャー
スティーブ・スミス(Steve Smith)氏
ジョージア・パシフィック(Georgia Pacific)オートメーション革新部門 VP
ブルース・エインズワース(Bruce Ainsworth)氏

休憩
14:00 Session 6: データ分析、デジタルツイン、生産の自律最適化    
14:00  「生産とバリューチェーン最適化における自律化の新時代」

株式会社アスペンテックジャパン  ソリューションコンサルティングマネージャー
吉田 正裕 氏

14:30 「『攻め』と『守り』の DX を実現する SeeQ + PI System の成功事例(SeeQ社)」

三井情報株式会社DX営業本部産業ソリューション営業部セールスマネージャー
石舘  豊 氏

15:00 「協働し、加速し、維持継続する ー オープン・デジタル・ツインの展開ー」

ベントレー・システムズ(Bentley Systems)
石油・ガス及び製造業担当インダストリ マーケティング ディレクタ
アンマリー・ウォルタース(Anne-Marie Walters) 氏

15:30  パネル討論・Q&A
16:00   閉会

(プログラムは講演テーマ、時間枠構成に変更の可能性がありますのでご了承ください)

講演者・講演要旨

ARC アジアフォーラム 2021 Track2 日本語進行
(敬称略、順不同)

原田 典明(Noriaki Harada), 旭化成株式会社 デジタル共創本部 スマートファクトリー推進センター長

Noriaki Harada【講演者紹介】 原田氏は九州工業大学情報工学専攻。1988年3月卒業後、同年4月旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)に入社。エンジニアリング部門に所属し、画像センシングシステム開発に従事。その後旭化成の ERP 導入プロジェクトに参画。さらに MES、生産管理、計画最適化、アセット管理、設備診断システムなどの開発を経験し、2018年に生産系 DX 推進組織を発足。現在に至る。

【講演要旨】旭化成はマテリアル、住宅、ヘルスケアの3領域で事業を展開している。当社はデジタル技術の活用を掲げ各事業の高度化を推進しており、生産系でも検査の自動化、生産効率向上、設備診断、さらには人材育成など分野で成果をあげつつある。今年4月からデジタル専門の部署を新設し活動をより一層加速する。本セッションでは当社の生産系 DX の取り組みを中心にご紹介したい。

 

シャルール・A・ラシード(Sharul A. Rashid), ペトロナス(Petronas)計装制御部グループ・テクニカル・オーソリティ

Sharul Rashid【講演者紹介】シャルール  A. ラシード氏は、ペトロナス・グループ(Petronas Group)の計装および制御部門の技術オーソリティ及びカストディアンエンジニアである。石油・ガス、ガス液化、パイプライン輸送ネットワークを含む石油化学プラントでの計装・制御問題の処理領域で30年以上の経験をもつ。彼は、技術ソリューショングループ内だけでなく、計装と制御の問題についてペトロナス全体のプラントに関してアドバイスしている。 Kertih コンプレッサーステーション、ペニンシュラ・ガス利用計量ステーション、MLNG Satu Rejuvenation および MLNG Dua Debottlenecking など、多くの主要なペトロナスプロジェクトで計装の専門家として関わっている。また彼は、JIP33(IOGP)運営委員会(SC)のメンバーであり、機器自動化標準小委員会(IOGP)副議長、また ISAGCA(ISA グローバルサイバーセキュリティアライアンス)副議長をつとめ、サイバーセキュリティの ISA IEC62443「エキスパート」認定取得者。また、OPAF(Open Process Automation Forum)の認証ワーキンググループ(CWG)の共同議長でもある。

【講演要旨】今日のプロセスプラントが抱える課題は解決に向けての予測が難しくなっている。これらにはプロセスの安全性、グローバル競争の激化、コスト削減への圧力、サイバー脅威と攻撃、設備資産の老朽化、人材の引退、規制と執行、エネルギー価格の不確実性などの課題が含まれる。しかし、今日発生しているパンデミック COVID-19 が主要な脅威になるとは誰が想像しただろう! とはいえ、どんな脅威があっても、前に進むことが企業の存続条件であり、デジタル変革は、第4次産業革命(IR4.0)参入のイネーブラーである。人と文化、プロセス、技術は、この旅程を支える柱である。分析とAI コンピューティングが実行されるクラウドへのフィールド機器・センサの接続をはじめ、 OT空間に関しては、これまでフィールド機器の民主化を楽しんできた。すなわち(DCS とは異なり)ベンダによるロックインの問題なしに、クラス最高の製品を選択できている。幸いなことに、DCS レベルでは、オープンスタンダードの IT 技術に向けた占有型コンテンツが減少する傾向がある。これは、PC の登場以来、OT と IT の融合が進んできた成果といえる。企業は関連性を維持するために、「従来型知識」の罠、つまり自己満足から抜け出す必要がある。その結果、ペトロナス(Petronas)および業界全体の計装・制御エンジニアに対して、指数関数的に変化するスキルセットの要件が要求されることになる。

 

ザフラン・アブドゥール・アジズ(Ir. Zhafran Abdul Aziz), ペトロナス(Petronas)計装制御部グループ・スタッフ・エンジニア

Sharul Rashid【共同講演者紹介】ジャフラン・アブドゥ―ル・アジズ氏は、ぺトロナス・グループのテクニカルソリューションのスタッフエンジニアであり、この組織に15年間在籍している。 彼は機能安全の分野を専門としており、ペトロナスの設備プロジェクトと運用設備のSIL分析とアラーム合理化のレビューを実行するチームを率いている。 彼は、Board of Engineers Malaysiaに登録されているプロフェッショナルエンジニアであり、TUV機能安全エンジニアとして認定されている。 彼はロンドンのインペリアルカレッジで電気電子工学の学士号を取得している。

 

楠  和浩(Kazuhiro Kusunoki), 三菱電機株式会社情報技術総合研究所所長

Sharul Rashid【講演者紹介】楠氏は、1988年に入社後、20年以上にわたり研究所でリアルタイムネットワークおよびオブジェクト指向分散処理システムなどの研究開発に従事した。また、FA システムの開発・生産を担当する名古屋製作所にて、CC-Link IE の開発や e-F@ctory の事業企画などを経験した後、2019年から現職に着任し、情報技術総合研究所における AI やセキュリティをはじめとする各種情報技術、メディアインテリジェンス、光電波・通信技術分野の研究開発を統括している。

【講演要旨】 現在、世界各国で、「スマートファクトリー」の実現に向け、最先端の IT 技術が結集しており、弊社でもさまざまな研究開発を行っている。本講演では、弊社が目指す「スマートファクトリー」のビジョンを示し、そのビジョンを実現するための要素技術のうち、「AI」と「5G」技術に絞り、弊社が進める最新の研究開発の現状と将来の動向についてご紹介する。

 

勝木 雅人(Masato Katsuki), 横河ソリューションサービス株式会社ソリューションビジネス本部執行役員

Katsuki Masato【講演者紹介】 勝木氏は1986年横河北辰電機に入社。現在、ソリューションビジネス本部長。お客様のビジネス価値の最大化を目指し、200名のコンサルタントと共に課題解決を実現するソリューションの開発、展開をしている。経営から製造現場まで、在庫最適化、設備保全管理、環境対応、人財育成などのあらゆる現場課題を、TOC制約理論を活用し、包括的にコンサルティング活動中。

【講演要旨】 YOKOGAWAは、IA2IAとSmart manufacturingの2つの側面から、DXを鍵として、効果的なつながりを進め、工場の統合化・自律化・デジタル化により、全体最適の価値を生み出すことを目指している。また、ESG経営と、2030年のSDGsのゴール実現に向け、まさに今、取り組みを始めなければならない、工場の各種スマート化、サプライチェーンに渡る全体最適化、脱炭素社会に向けた環境対応の手段をご紹介する。

 

渡辺 秀治(Hideharu Watanabe), 味の素エンジニアリング株式会社ソリューション事業本部エンジニアリング事業部電装システム部ミドルマネージャー

Hideharu Watanabe【講演者紹介】渡辺氏は現在味の素エンジニリングにて、多くの食品製造施設の課題解決を行っている。食品製造施設及び食品流通施設の計画、設計のほか、生産管理、在庫管理などのシステムを提供し、食品メーカーの様々な課題解決に取り組んでいる。

【講演要旨】食品製造業が、取り組んできた改善について、その時代背景とともに振り返る。食品メーカーの『スマートファクトリ』とは何か?現在の食品製造の現場が抱えている課題を確認し、食品製造現場におけるDX の到達点を考えたい。

 

大坂  宏(Hiroshi Osaka), Hexagon 日本インターグラフ株式会社代表取締役社長

Hiroshi Osaka【講演者紹介】大坂氏は1979年に工学部化学工学科を卒業後、これまで5社の職歴がある。 石油精製エンジニアとして6年間、産業用リアルタイムシステムのシステムエンジニアとして7年間勤務した後、1992年に国内・海外のプロセス産業向けにエンジニアリング・サービスを提供する大坂システム計画を設立する。2010年頃からは、プロセス産業のお客様の生産現場に入り、操業上の問題点を整理し、ユーザに適した IT ソリューションを提供するビジネスを展開する。並行して、海外の優れたソフトウェアを国内に紹介しており、特に、運転管理、プロセス安全管理の領域では多くの導入実績を持つ。2014年には j5 International 社製の運転管理システム「j5」を国内に展開する j5Japan を設立し、代表取締役を務める。2019年にはセンサー、ソフトウェア、自律化ソリューションのグローバルリーダーである Hexagon の PPM 部門による j5Japan の M&A に伴い、Hexagon PPM の日本法人である日本インターグラフの一員となり、現在、代表取締役兼製造業担当プレジデントを務める。

【講演要旨】Hexagon PPM は全世界でプラント建設などの EPC プロジェクトで多くの設計、建設ソリューションを提供している。EPC プロジェクトで生成された各種エンジニアリングデータはそのままプラントの O&M(運転と保守)に活用される。近年、Hexagon PPM は運転管理とOTインテグリティのグローバルリーダーである「j5」と「PAS」を相次いで買収し、製造業向けのソリューションを充実させた。講演では日本における Hexagon の O&M ビジネスとデジタルソリューションについて紹介する。

 

鶴本 穣治(Joji Tsurumoto), 株式会社高砂ケミカル掛川工場技術開発部専任課長

Joji Tsurumoto【講演者紹介】鶴本氏は2004年長崎大学薬学部卒業、薬剤師免許取得。2006年3月同大学院医歯薬学研究科修士課程修了、同年4月田辺製薬株式会社(現:田辺三菱製薬株式会社)に入社。プロセス研究部門にて低分子原薬製造プロセス開発、治験原薬製造、薬事申請業務を13年間経験。2019年8月株式会社高砂ケミカルに入社。NEDO 戦略的省エネルギー技術革新プログラム「iFactory」における開発責任者の一人として、連続製造プロセスの開発や、ユーザー視点に立った設備要求仕様の策定を担当。

【講演要旨】未来に向けて医薬原体を含む機能性化学品の生産を持続するには、電力・廃棄物の削減、自然災害下における安定生産、自動運転と省人化等が可能な「新たな生産システム」の社会実装が必要である。これに対応すべく、異業種8社1機関が連携し、NEDO 助成事業として「連続生産、運搬・再構成、自動運転が可能な製造設備:iFactory」の開発に取り組んでいる。本講演では、試作機による稼働検証の進捗に加え、iFactoryの社会実装に向けたロードマップについて発表する。

 

郷間 真治(Shinji Goma), 株式会社村田製作所モジュール事業本部 IoT 事業推進部シニアマネージャー

Shinji Goma

【講演者紹介】郷間氏は1991年に株式会社村田製作所入社。1991年~2000年の間、通信用高周波モジュールの開発に従事。2001年~2005年には高周波シミュレーション技術の開発に従事し、2006年~2015年には新規商品開発を担当。現在は m-FLIP の開発、拡販に従事。

【講演要旨】村田製作所が工場で取り組む IoT データ活用について、見える化の重要性や、分析による効果を得るためのポイント、および現場データの収集・分析を定着させる方法を実際の活用事例を交えて紹介したい。

 

杉山    素(Hajime Sugiyama), 三菱電機株式会社 FA システム事業本部 Digital Manufacturing アーキテクト

Hajime Sugiyama

【講演者紹介】杉山氏は、自動化分野で PLC の生産計画、米国 Big3 のエンジン工場新規立上げ、欧州などの様々な現場で20年超にわたって培われた豊富な経験を踏まえて、e-F@ctory(三菱電機の Digital Manufacturing コンセプト)の普及活動とエコシステムを牽引し、世界中で様々な顧客の IIoT の導入を支援してきた。 業界における著名なアーキテクトとして、数多くのグローバルフォーラムで講演し、最先端のテクノロジー(例:5G, AI,データ分析, Edge Computing, ロボティクス)が現在の工場をどう進化させていくのか、わかりやすく説明している 。

【講演要旨】IoT と Industry4.0 は簡単に聞こえるが、実導入となればまったく違った話となる。この講演で杉山氏は、データ分析・AI などの最先端のテクノロジーを生産現場に導入する際の経験・苦しみ・失敗について、実経験・実事例に基づいて紹介する。加えて、現場での持続可能なデジタル改善を推し進めるために、SMKL(Smart Manufacturing Kaizen Level)を通じた KPI 活用についてもお話しする。

 

小暮 正樹(Masaki Kogure), アヴィバ株式会社VP、日本統括

Masaki Kogure【講演者紹介】日本においてソフトウエアベンダーのセールスマネージャーとして、ダッソー・システムズ株式会社 CATIA ブランドセールスのジャパンセールスマネージャー、PTC ジャパン株式会社ALM 事業部のシニアセールスマネージャー、日本オラクル株式会社 Construction & Engineering Global Business Unit 北アジアのジェネラルマネジャーを経て、2019年よりアヴィバ株式会社に入社し現在はVP 日本統括。

【講演要旨】COVID-19 に直面後、従来の課題に加え脱炭素や国際的規制、SDGs への取り組みは急務となっている。またそれぞれの課題は非常に複雑に繋がっている。改めて今後10年に取り組むべき事項を整理し、対応するプランの見直しと実行が今後の企業の在り方に大きく影響してくることが予想される。OSIsoft を統合した AVEVA は DX をビジネスとプラントライフサイクルという視点で考えており、日本企業がこれからの取り組む課題解決をサポートする最新事例をご紹介したい。

 

佐藤 恵二(Keiji Sato), 横河ソリューションサービス株式会社ソリューションビジネス本部コネクテッドインダストリーズビジネス開拓センターセンター長

Keiji Sato【講演者紹介】佐藤氏は、1990年横河電機に入社。DCS エンジニアリングに従事したのち、運転支援ソフトウエアパッケージ Exapilot のソフトウエア開発をリードする。 近年は、品質工学に基づいた現場改善のためのデータ解析、コンサルタントに従事し、現在は、様々な生産実績情報をベースとするソフトウエアパッケージの開発とその活用による生産改善を推進している。

【講演要旨】サプライチェーンに代表される製造環境の大きな変化が起こっている。これらに対応することが生き残りに向けて不可避となってきた。そのための手段の1つとして、”DX” が登場したが、どのユーザ様もご苦労されている。具体的に何をすればよいのか!お客様の成功事例を交えて、横河の方法論をご紹介したい。

 

吉田 裕希(Yuki Yoshida), 大阪ガスケミカル株式会社 CF 材料事業部酉島製造センター

Yuki Yoshida【講演者紹介】吉田氏は、2013年に大阪ガスケミカルに転職し生産技術部に所属。現在は、事業基盤管理推進部酉島施設管理 T 兼 CF 材料事業部酉島製造センター設備技術チームに所属。電気計装エンジニアとして、プラント、ユーティリティー設備の保全、設計、施工管理、PLC、DCS の増改造、事業所の電気主任技術者に専任等電気と名の付くあらゆる業務を担当している。2018年には IoT を活用した課題解決を推進し、システムの検討、提案、担当者として実行。また2019年データ解析プロジェクトリーダ。

 

 

吉川 花里(Hanari Yoshikawa), 横河ソリューションサービス株式会社ソリューションビジネス本部コネクテッドインダストリーズビジネス開拓センター,モノづくり改善コンサルタント

Hanari Yoshikawa【講演者紹介】吉川氏は、2016年に横河電機株式会社に入社。Digital Plant Operation Intelligence (DPI)  の新規ビジネス立ち上げとして、マーケティング・企画・開発・販売推進・コンサルティング業務に携わる。2018年より横河ソリューションサービス株式会社に異動。DPI を用いたソリューションとして操業 KAIZEN ソリューションをビジネス企画として組み立てながら、「関わらせていただいたお客様を工場のヒーローにする」をモットーにお客様の操業を改善するコンサルティング業務に従事している。

 

吉田 高志(Takashi Yoshida), ロックウェル オートメーション ジャパン 株式会社 パートナー戦略事業本部 本部長 (エバンジェリスト)

Takashi Yoshida【講演者紹介】吉田氏は、ロックウェル・オートメーションに10年間務める間、企業との協業や新技術、ソリューションの啓蒙を実施してきた。 工場における自動化や製造データの活用、デジタル・トランスフォーメーションに関する知見を幅広く有する。

 

 

 

アンマリー・ウォルタース(Anne-Marie Walters), ベントレー・システムズ 石油・ガスおよび製造業担当インダストリ・マーケティング・ディレクタ

Keiji Sato【講演者紹介】アンマリー・ウォルタース氏は、2004年にベントレーにクローバル・マーケティング・ダイレクターとして入社。同ポジションでベントレーの石油・ガス、プロセス・ディスクリート製造及び鉱業の産業分野におけるニーズに対応するソリューションと製品展開に責任を担ってきた。化学エンジニアであるウォルタース氏は、ベントレーを代表して建設業協会(Construction Industry Institute)のボードメンバであり、またフィアテック(FIATECH)の活動にも深く関わっている。彼女は2005年から2010年までの期間、建設エンジニアリング請負業者及び建設業者協会(Engineering Contractors and Constructors Association)の理事であり、この間、2009年には協会理事長を務めた。これらに加えて、彼女はプロセス業界STEP協議会(Process Industries STEP Consortium:PISTEP)委員会設立メンバの一員であり、CIMsteel および国際相互運用連合(International Alliance for Interoperability:IAI)の英国部会の理事を務めている。彼女は、これらの組織やその他の組織の会合においてしばしば招待講演者として発表を行っている。

 

吉田 正裕(Masahiro Yoshida), 株式会社アスペンテックジャパン ソリューションコンサルティングマネージャー

Masahiro Yoshida【講演者紹介】吉田氏は、アスペンテックジャパンのソリューションコンサルティングのマネージャーで、石油会社や化学会社などの顧客に対してプロセス産業向けのソリューションに関するコンサルティングや戦略的サポートを行っている。アスペンテックに入社する前は、広栄化学工業株式会社でケミカルエンジニアとして勤務。九州大学化学機械工学科の学位を取得。

【講演要旨】自己最適化プラントのビジョンは、自己適応、自己学習、自律という一連の技術によって次第に実現され、それは企業にバリューチェーン全体の可視性をもたらし、変化する状況への迅速な対応を可能にするであろう。このセッションでは、自律的な生産最適化とバリューチェーンの長期的なビジョンの重要な要素に焦点を当て、組み込まれた AI の役割、サステナビリティへの効果、パフォーマンスエンジニアリングやアセットパフォーマンスマネジメントとの相乗効果などを紹介する。主要なビジネスプロセスとアプリケーションの連携は、プラントとバリューチェーンにおけるイベントに迅速に対応するための俊敏性と整合性を確かなものにする。

 

石舘  豊(Yutaka Ishidate), 三井情報株式会社 DX 営業本部産業ソリューション営業部セールスマネージャー

Yutaka Ishidate【講演者紹介】石舘氏は、長らく通信設備、半導体や液晶装置等の輸出入プロジェクトに従事。近年は、これらの国内外顧客・ユーザー、ベンダーとの多種多様な取組経験より ICT、工場 IoT 領域の取組に傾注。現在は製造業全般、特に化学品、エンタープライズ、ディスクリート向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現すべく、OSIsoft 社の PI System を起点とした OT と IT の融合の重要性を説き、コロナ禍だからこそ DX の実行・実現が必要であると提唱している。2021年4月以降は、OSIsoft 社の PI System とSeeQ 社の時系列データ分析特化型ソリューションの商材ミックスで実現出来る DX を推進中。

【講演要旨】今、製造業で求められる、時系列データの迅速な分析とアクション。本セッションでは数々のユーザー事例から時系列データ分析特化型ソリューション SeeQ の有用性を解き明かすだけでなく、SeeQ の機能、効果、PI System との連携を複数の事例を通じて紹介する。

 

柳澤 政夫(Masao Yanagisawa), アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社パートナーアライアンス統括本部テクノロジーパートナー本部ストラテジックアライアンスマネジャー製造担当

Yutaka Ishidate【講演者紹介】 化学メーカーのプロセスエンジニアを経て、IT 業界で製造業向けの営業やマーケティング活動に従事。現在は、AWSの製造業のパートナー企業と共に、データ活用を中心としたDX やIndustry 4.0 の推進の提案に取り組んでいる。(Q&Aにのみ参加)

 

 

 

 

【SICE-ARCパネル討論】(第2日 7月14日午後)

【開催趣旨】製造業では情報の共有化や IoT などを活用してDX (デジタルトランスフォーメーション) が近年進められている。今回の新型コロナウィルス感染症では感染防止のために3密を避ける等の対策や緊急事態宣言の発出などが行われてきたが、製造業ではどのようだったのだろうか。人と人の接触回避などの対策が重要となり、進められてきたDX のための仕組みによる対応が加速されたのではないだろうか。

今回のパネル討論では、SICE/化学工学会/JEITA が実施した“新型コロナ禍における装置産業操業に関するアンケート”を紹介し、新型コロナ感染症対策と進展しつつある DX への取り組みの関係などを議論し、ポストコロナについて考えてみる機会にしたい。

議論テーマとして以下のような項目を考えている。
① 新型コロナ禍で何が変わったのか
② 活用されたものは、有効性が確認されたものは、開発が期待されたものは
③ ポストコロナで元に戻るものと、継続・進展するものは
④ ポストコロナで進展すべき DX とは、役割分担や業務内容が変化するか

【モデレータ紹介】
鈴木 剛 (Go Suzuki), (公社) 計測自動制御学会(元)会誌編集委員長/産業応用部門長(前)東洋エンジニアリング(株)

Go Suzuki

鈴木氏は1973年東洋エンジニアリング入社。プロセス設計部門にてエチレンなどの石油化学プロセスを担当、その後、プロセス技術部門でプロセスシミュレータ、石油化学プラントの省エネルギー改造などを実施。1985年米カーネギーメロン大学研究員。1986年プロセス技術部門、情報システム部門などにおいてプロセスシミュレータ、トレーニングシミュレータ、APC、プラント改造などを担当。2003年計装設計部門にてプロセスプラントに付帯するシステム(トレーニングシミュレータ、APC 等)を取り扱う。2008年技術部長(プロセスプラント付帯システム担当)、化学工学プロセス設計の非常勤講師などを行う。2015年東洋エンジニアリング退職。SICE 会員、SICE 計測制御エンジニア。

 

【パネリスト紹介】
橋本 芳宏(Yoshihiro Hashimoto), 名古屋工業大学社会工学科経営システム分野担当教授

Yoshihiro Hashimoto

橋本氏は1985 年3 月京都大学大学院工学研究科化学工学専攻博士課程単位取得退学。同年4 月名古屋工業大学助手,2003 年4 月同大学教授となり現在に至る。プロセスシステム工学,プロセス制御,障碍者支援などの研究に従事。計測自動制御学会,化学工学会などの会員。

 

 

原田 典明(Noriaki Harada), 旭化成株式会社 デジタル共創本部 スマートファクトリー推進センター長

Noriaki Harada 原田氏は九州工業大学情報工学専攻。1988年3月卒業後、同年4月旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)に入社。エンジニアリング部門に所属し、画像センシングシステム開発に従事。その後旭化成の ERP 導入プロジェクトに参画。さらに MES、生産管理、計画最適化、アセット管理、設備診断システムなどの開発を経験し、2018年に生産系 DX 推進組織を発足。現在に至る。

 

 

 

境野 哲 (Akira Sakaino), NTTコミュニケーションズ株式会社イノベーションセンタープロデュース部門スマートファクトリー推進室エバンジェリスト担当部長

Akira Sakaino

境野氏は1990年 日本電信電話株式会社に入社。社内基幹業務システムの開発を担当(情報システム本部)。 1995年から官公庁向けコンサルティング、公共施設建設プロジェクトを担当(埼玉法人営業部)。 1998年から NTT再編成プロジェクト(基幹業務システム更改)を担当(顧客管理システム ACCEL担当)。 2000年から 異業種協業による新規ビジネスインキュベーションに従事(.comビジネスインキュベーションTF)。 2004年からネットビジネスのパートナー営業/協業アライアンス等を担当(ネットビジネス事業本部)。 2011年からエネルギーマネジメント、M2M/IoTソリューションの開発を担当(技術開発部)。 2015年から IoT・エバンジェリスト。 2020年から現職。

 

新井 信之 (Nobuyuki Arai), 日揮グローバル株式会社デザインエンジニアリング本部計装制御部プリンシパルエンジニア

Nobuyuki Arai

新井氏は1984年に日揮(株)入社。 システム制御部に配属しダイナミックシミュレーション、制御設計業務担当。1989年、同社計装制御部にて LNG・石油精製・石油化学プラントの EPCS PJ 遂行。2007年から計装制御部マネージャー、技術開発マネージャー、プリンシパルエンジニア。 無線計装、Floating LNG, LNG Air Lize 技術開発等に従事、計測自動制御学会会員。

 

 

宮地 利雄 (Toshio Miyachi),(一社)JPCERTコーディネーションセンター経営企画室技術顧問

Toshio Miyachi

宮地氏は経済産業省の委託を受けてサイバー・インシデントや脆弱性関連情報の調整を行っている JPCERT/CC で、2007年から制御システムのセキュリティ課題に関する調査と普及啓発活動を担当。工学博士。

 

 

 

小林 隆之 (Takayuki Kobayashi), 味の素株式会社グローバルコーポレート本部マニュファクチャリング戦略部生産技術グループ

Takayuki Kobayashi

小林氏は2007年、味の素㈱入社。生産技術に関する開発や海外工場の支援に携わる。 2016年に味の素エンジニアリング㈱ へ出向。建設・工事のプロジェクトマネジメント、3D 技術の社内導入を進める。 2018年から 3D 設備管理サービス(SaaS)の事業開発、運営を行う。 2021年7月から現職。

 

 

 

【OPAセッション】(第3日 7月15日午前)

【開催趣旨】次世代プロセス制御オートメーションの開発を巡って、オープン・プロセス・オートメーション(OPA)の標準化とシステム開発が同時進行しています。エクソンモービル(ExxonMobil)の提案に端を発し、米国を中心にこれまで開発を進めてきたこの活動も、アジアから開発への協働を表明する企業が登場し、また石油・ガス、石油化学以外の業種からも参入が始まるなど、活動のすそ野が拡大しつつあります。製薬会社大手のメルク(Merck & Co.)もこのほど、OPA 活動への参画を表明しました。標準化の進捗状況、テストベッドの成果、次のステップとして注目される実際のプラント環境におけるフィールドテストへの準備など、アジアフォーラム日本語トラックを通じて、OPA 開発を巡る最新の情報を日本のプロセス業界コミュニティにご提供いたします。

採り上げる議論テーマとして以下のような項目を予定しております。(仮題)
① 「標準化活動の現在と見通し」
② 「テストベッドの成果」
③ 「製薬企業メルクの参入の背景」
④ 「多業種から相次ぐ参入計画の背景」

【講演者紹介】
ドン・バツージアク(Don Bartusiak), CSI社長, OPA Forum 共同議長

Don Bartusiak

ドン・バツージアク氏は2020年10月にエクソンモービル(ExxonMobil Research and Engineering)のプロセス制御部チーフエンジニア職を退職し、33年間務めた同社から離れた。同社以前には、1977年から1984年の間、彼はベスレヘム・スチール(Bethlehem Steel)で、リサーチエンジニアを勤めた経歴がある。エクソンモービルでは、リアルタイムAI、リニア・ノンリニア・モデル予知制御、リアルタイム最適化青プリケーションの導入に携わった。1990年代中頃から計装、プロセス分析計、制御システム、制御アプリケーションの監督者あるいは上級技術職の職責を果たし、2000年から2002年の間はライス大学非常勤教授職にあった。現在は、Collaborative Systems Integration(CSI)社の社長であり、オープングループ(The Open Group)でオープン・プロセス・オートメーション・フォーラム(The Open Process Automation Forum)の共同議長を務める。ペンシルベニア大学でBSを、リーハイ大学でMS と博士号を取得している。

 

デーヴィッド・デバリ(David DeBari), エクソンモービル(ExxonMobil)プロセス制御エンジニア

David DeBari

デーヴィッド・デバリ氏はエクソンモービルのオープン・プロセス・オートメーション・プロジェクトチームの設立当初からのメンバーの一人であり、ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)と契約してオープンで標準規格ベースの概念実証システム開発を推進した時のリード・エンジニアである。連続プロセス、バッチプロセス両方のオートメーションに関する豊富な経験を持ち、制御システムの実装あるいは置換に関する20件のプロジェクトに関わってきた経歴をもつ。

 

モハン・カリヤナラーマン(Mohan Kalyanaraman), エクソンモービル(ExxonMobil)技術取得アドバイザ

Moan Kalyanaraman

モハン・カリヤナラーマン氏は、材料科学の博士号と MBA を取得しており、触媒作用、商業化、事業開発で24年の業界経験がある。 彼は現在、ExxonMobil Research & Engineering の技術取得アドバイザであり、OPAF のマーケティングおよびアウトリーチ共同議長を務めている。

 

ユージーン・タン(Eugene Tung), メルク(Merck & Co.)製造IT 部門エグゼクティブ・ディレクタ

Eugene Tung

ユージーン・タン氏は、プラントヒストリアン、製造実行システム(MES)、予知分析、プロセス分析技術、サプライ・チェーン・モデリング、有限生産スケジューリング、同社ワクチン製造ネットワーク向けのIoTなどさまざまなプラットフォームをサポートしている。彼と彼のチームがサポートするプラントでは年間ベースで1億7000万回分以上のワクチンを生産し70億ドルの収益に迫る。彼のチームはまた、製造現場のデータセンタと IT インフラをサポートしている。現職の前には、メルク内の多数のワクチン製造施設で自動化立上げリーダを務めた。メルク入社前は、Air Products and Chemicalsで制御システムエンジニアを務めた経歴を持つ。

 

スティーブ・スミス(Steve Smith), イーストマン・ケミカル(Eastman Chemical)プロジェクトマネジャー

Stephen Smith

ステファン(“スティーブ”)は現在、イーストマンのプロジェクトマネジャーとしてオートメーション設備投資プロジェクトに注力している。彼の29年間にわたる同社内での在職期間中は、オートメーションと制御システムの実装・支援分野に何らか関わりを持ち続けてきた。同社では多くの制御システムのブラントと設置年代が多岐にわたるため、彼は異種オートメーション・プラットフォームのそれぞれに精通することになった。

 

 

ブルース・エインズワース(Bruce Ainsworth), ジョージア・パシフィック(Georgia Pacific)オートメーション革新部門VP

Bruce Ainsworth

ブルース・エインズワース氏は、経験豊富なイノベーションリードであり、化学業界で実績を積んできた。彼は根本原因分析、管理、継続的改善、プロセスエンジニアリング、およびエンジニアリングの各領域に熟練している。

 

 

 

 

参加要領・登録

参加料金

このイベントは原則有料です。ただし、ARC アドバイザリサービス(AS)会員企業、SIG 会員、デジタル変革協議会(DTC)会員、講演者、パネリスト、およびこのフォーラムのスポンサー企業は無料で参加できます。製造、エネルギ、サプライチェーン、ロジスティクス、スマートシティなどのオートメーションエンドユーザに加え、メディアスポンサー、ARC と関連する業界関連協会・標準化団体も無料でご登録できます。無料チケットを受け取るには、参加登録時に、適切なチケットタイプをご選択ください。

オートメーションエンドユーザ企業の方は、DTC 会員資格者として無料登録できます。DTC はオートメーションエンドユーザ専用のコミュニティです。このコミュニティの詳細については、ARCweb サイトにアクセスしてご確認ください。DTC 参加者はいつでもこのコミュニティから退会することができます。

無料のチケットを受け取るには、(個人メールではなく)ご所属が明らかなビジネス用メールをご登録ください。何らかの理由でビジネス用メールアドレスを登録に使用できない場合は、ARCジャパンまでご連絡ください。

それ以外のすべての参加者のフォーラム参加料金は5万円(US$495)です。

キャンセルと登録者変更

登録者の変更はいつでも追加料金なしで行うことができます。キャンセルが発生した場合、登録料は、フォーラム開催日の7日前(7月6日)までの場合には、8,000円(US$75)の管理費を差し引いた金額で全額返金されます。6日前(7月7日)以降は、50%のキャンセル料が課せられます。参加登録者は、登録料の払い戻しを受ける代わりに、フォーラム閉幕から3か月間すべてのセッションビデオ録画へのアクセス権を受け取る選択も可能です。すべてのキャンセル申込みは書面でフォーラム事務局までご連絡いただく必要があります。

ARCの個人情報保護方針

ARCは、ARCの個人情報保護方針(ARC privacy policy)および適用されるすべてのデータ個人情報保護法および規制に即して、参加登録者の情報を収集、管理、および共有する場合があることにご留意ください。このフォーラムイベントに登録することにより、登録者はご自身のコンタクト情報が当社のウエブサイトに掲載されているこのイベントのスポンサー企業と共有される可能性があることに同意するものとします。

参加登録が必要な理由

登録された参加者のみがこのフォーラムに参加できます。この参加登録フォームにご登録を完了いただいた方には登録完了のメールが届きます。一度の登録で3日間の会期中、日本語、英語のセッションや仮想ブース展示会場に参加が可能になります。

また参加登録者は、記録保存された収録ビデオに 1 か月間何度でもアクセスが可能です。このオンラインフォーラムに事前登録して、参加したいセッションを検討・スケジュール化し、ARC からの更新情報とリマインダを入手してお役立てください。

参加登録はここから

詳細、参加申し込みは、ベントレー・システムズのウェブサイトで。

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