BIMで建築が夢をみる
#115 第6回BIM/CIM推進委員会が開催され、令和5年度のBIM/CIM原則適用に向けた進め方を検討
継続して追跡している国土交通省傘下の委員会の最新動向を報告します。第6回BIM/CIM推進委員会が開催され、そこでは、令和5年度のBIM/CIM原則適用に向けた進め方などが検討され、広く公開されました。
議事録から=令和5年度のBIM/CIM原則適用に向けた進め方(概要)
- BIM/CIM活用の意識を高めていくために、活用件数だけでなく、有効な活用事例などBIM/CIMの導入によりどのような効果が得られ、効率化が図られたかを具体的に示していく。活用効果を示し、令和5年度のBIM/CIM原則適用を可能な限り前倒しで進めていきたい。
- 今年度から大規模構造物の詳細設計で原則適用となっているが、運用を開始して問題は発生していないのか。また、地方整備局等に対するフォローアップはどのようにしているか。
- 原則適用の対象として、一般土木、鋼橋上部との記載があるがコンクリートについての考えを聞きたい。
- 令和5年度までに管理については検討しないということではなく、少しでも検討を始めていく。事例だけではなく、工事において維持管理のためにどのようなデータを残しておくべきかを示すことが必要である。そのためには、維持管理でのデータの使い方を想定し、他の管理主体との情報交換を行いながら検討していきたい。また、海外において維持管理でのBIMの活用事例を参考にするとよい。
◇第6回BIM/CIM推進委員会:資料2「令和5年度のBIM/CIM原則適用に向けた進め方」より
詳しくは、福井コンピュータアーキテクトのウェブサイトで。
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