プレックスの建設DXを実現した Leica iCON iCR70
2021年12月14日

プレキャスト基礎をスピード設置し住宅が30日で完成 プレックスの建設DXを実現した Leica iCON iCR70

プレキャスト基礎の設置作業中に、墨出し器の前を車両や作業員が横切っても、すぐに「ロスト」状態から回復できることも評価した

【2021年12月8日 東京】 計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比孝典)は、正確で迅速な芯出しや墨出し作業を実現する建設用ロボティック・トータルステーションLeica iCON iCR70(以下、iCR70)と、防水・防じんタブレット型パソコンLeica iCON CC80(以下、CC80)を採用した株式会社プレックス(以下、プレックス)の最新事例を発表しました。

わずか2時間で行えるプレキャスト基礎の設置作業。墨出しには1人で使えるライカジオシステムズの建設用ロボティック・トータルステーション「Leica iCON iCR70」を使っている

低コスト、短工期で環境にやさしい住宅を追求するプレックス(本社:神戸市東灘区)は、工場で生産する高強度で精度もミリ単位と高品質で長寿命のプレキャスト基礎を開発し、従来の現場打ち基礎工法では多くの職人と2週間程度必要だった基礎作りを、プレキャスト基礎の現場設置わずか2時間という驚異的な時間短縮を可能にしました。そして、今回初導入したiCR70とCC80の特長を最大限に活かし、今まで2-3人で行っていた高い精度が必要となる墨出し作業を1人で実施可能にし、墨出し作業の生産性を80 % 向上しました。その結果、着工から上棟までわずか3日、完成まで30日以内という超短工期を実現しました。

プレックスが活用しているiCR70は、プリズムありとプレズムなしの“ノンプリ”の両方で使えるため、1mm単位の精度が必要な時はプリズムを使用し、プリズム使用が難しい場合などはノンプリで効率的に作業を続行したり、墨出しの座標をローカル座標系と公共座標系から選んだり、現場の規模や目的に応じて使い分けられます。また、CC80の画面上には基礎などの3Dモデルと墨出しポイント、そして現在の位置が表示され、目的のポイントまでわかりやすく「ナビゲーション」してくれるので、誰でも間違わず、スピーディーに目的のポイントにたどり着くことができます。こういった機能・性能を搭載したライカジオシステムの墨出しシステム「iCR70」と「CC80」は、プレックスが掲げる「ローンにしばられず、趣味やレジャーを充実させて家族のコミュニケーションが増える人生を提供したい」という理念の実現を今日も裏方としてサポートしています。

本事例の詳細はこちらをご覧ください

詳しくは、ライカジオシステムズのウェブサイトで。

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