AI機能搭載モバイルマッピングシステムを発売
2022年9月12日

新製品 Leica Pegasus TRK – AIを活用したリアリティキャプチャで現場からオフィスまであらゆる作業の効率性を向上

Leica Pegasus TRK Application ModernUrban Txt

【2022年9月9日 東京】 Hexagon傘下の、計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比孝典)は、人工知能、自律的なワークフロー、直感的なインターフェースを導入したリアリティキャプチャモバイルマッピングシステム Leica Pegasus TRK (以下Pegasus TRK)について、本日から日本国内で販売開始することを発表しました。この製品は、従来製品と比べ非常に軽量なため、一人で作業でき、マッピングプロジェクトの効率と費用対効果を高めることが可能です。

Pegasus TRKは、人工知能の機能を活用し、モバイルマッピングを変革します。ダイナミックレーザースキャニングと拡張可能なイメージシステムにより、環境のキャプチャ、測定、視覚化を行い、直感的で自動化されたガイド付きワークフローにより生産性を向上させます。Pegasus TRK はわずか18 kg(Leica Pegasus TRK 500 Neo)と非常に軽量なため、車両への搭載を含むすべての作業を1人で実行することが可能で、マッピングプロジェクトの効率と費用対効果を高めることができます。

セットアップ、操作、アプリケーションを簡素化しているため、初めてマッピングを行う作業員にも適しています。ルートに沿った自発的なビジュアル&音声フィードバックにより、もはやデータ収集の失敗はありません。これによりこれまで以上に多くの人が、幅広い用途に向けて、デジタルツインの作成ができるようになります。同時に、信頼性の高い高品質の成果物は、測量、交通、公共事業など様々な業界の技術専門家のニーズにも応えます。

Pegasus TRKは、AIを搭載したカメラと自動カメラキャリブレーションを特徴としています。また、個人情報保護の観点から、データ収集時にAIが人や車を識別し、リアルタイムで人や車などの識別可能な情報をぼかすことができます。高度な計測、データ効率の良いセンサー、適応型画像処理システムにより、豊富で臨場感あふれる詳細情報を活用できます。

Pegasus TRKは、建設物管理、道路建設、鉄道、重要インフラ、石油・ガス・電力産業などのアプリケーションで長距離のモバイルマッピングを可能にします。また、自律走行車のための高精細ベースマップの作成にも最適です。また、GNSS信号が届かないエリアでは自動で起動するセンサーの機能により、細部の見落としを防ぐことができます。環境条件に関係なく高品質な画像を得ることができるため、従来と比べて苦労のないモバイルマッピングを実現できます。

Pegasus TRKは、新しいパワフルなLeica Pegasus FIELDソフトウェアと接続し、現場で自律的かつ安全にデータ収集とルートプランニングを行うことができます。また、Leica Cyclone Pegasus OFFICEと接続し、後処理や出力処理にシームレスなワークフローを提供します。

ライカジオシステムズのモバイルマッピング ビジネスディレクターであるクリスチャン・シェーファーは、「Pegasus TRK ソリューションは、柔軟性、実物に近い鮮明な画像、クラス最高の精度を備え、モバイルマッピングをこれまで以上に身近で簡単なものにします」と述べています。このソリューションは、自動化されたルートプランニング、ガイダンス、収集プロセスにより、データ収集の水準を高め、効率を向上させ、データ品質を改善し、プロジェクトコストを削減します。

Pegasus TRK の特徴

  • マルチコンステレーション GNSS 内蔵。
  • IMUおよびSLAM技術内蔵。
  • 一人で作業が可能なユニークな回転チルト式マウントプラットフォームと人間工学を用いた設計。
  • AI機能を活用したプライバシー保護内蔵。
  • ほぼすべての車両に搭載可能。
  • 軽量(Pegasus TRK 500 Neo:18kg)。
  • データ取得から処理、最終成果物までに対応するソフトウェア。
  • 必要に応じて拡張できる安全輸送モード付きバッテリーユニット。

詳しくは、ライカジオシステムズのウェブサイトで。

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