建築設計・製図 CAD 「DRA-CAD22 シリーズ」を新発売
2023年10月16日

このたび、株式会社建築ピボット(本社:東京都文京区 代表取締役社長:千葉貴史)は、建築設計・製図CAD「DRA-CAD22シリーズ」を新発売いたしますので、下記の通りお知らせ申し上げます。

「DRA-CAD22シリーズ」は、2025年の省エネ適合義務化に向けた法改正への対応、拡張現実(AR)の活用、構造計算との連携などの新機能を追加した建築設計ツールです。 DRA-CADアソシエイト(会員サービス)を通じて先行して提供したものも含め、多くの機能を追加しました。直感的な操作性と高いカスタマイズ性で設計者を支援します。

「DRA-CADシリーズ」の概要

DRA-CADは、直感的に目的の操作が行えます。国産の建築設計CADであり、生産性が高く、発売以来多くの設計者、技術者のみなさまにご愛用いただいております。 デザイン、シミュレーション、プレゼンテーション、基本設計、実施設計、行政への各種申請・届出、施工図作成、維持管理関連業務など、建築の企画から生産、運用までのあらゆる場面をカバーし、 様々な業種、職種の方々にご利用いただける設計支援ソフトです。
PDFのCADデータ変換をはじめ様々な形式のデータを有効利用でき、他社CADデータ(DWG/DXF/JWW)やSXFとの互換性に優れています。また、IFCファイルを介してBIMソフトとも連携できます。 面積表や建具表、法規対応機能、構造図作成コマンドも標準装備し、画像や文字の表現手法も多彩です。

「DRA-CAD22シリーズ」の主な特長

プログラム連携とデータ互換性の向上

  • 図面や3Dモデルを現実空間へARで投影
    iPhoneやiPadのレンズを通して、平面図や3Dモデルを現実空間に配置できます。計画地で実際のスケール感を確認したり、クライアントと完成イメージを共有したりできます。
    (App Storeから専用アプリのインストールが必要です。)
  • CEDXMデータから図面化(※)
    木造軸組工法住宅の意匠CADと生産CADとのデータ連携フォーマットに対応します。HOUSE-ST1など構造計算ソフトの作成データを、平面図や3Dモデルとして読み込めます。

2025年問題を意識した設計アシスト

  • 省エネ適合義務化に向けて(※)
    2025年にすべての住宅が省エネ適合義務化となります。図面から面積や長さなどの数値を集計して、省エネ計算書の根拠となる参考図を作成できます。
  • 4号特例縮小に対応した壁量計算
    太陽光パネルや断熱材などによる重量化を受け、新設されるZEH壁量基準計算に対応できます。長期間安全に暮らすため、また増改築時への備えとして早めの対応が呼びかけられています。

既存機能の拡張と改良

  • 文字の微調整をスマートに
    数値ではなく感覚的に少しだけ移動させたり、文字の原点や幅を統一して枠内に収めたりなど、文字の位置や大きさ、スタイルなどを調整する機能を集約しました。これにより、希望する操作を素早くできます。
  • 矢印を思いのままに描く
    修正指示やプレゼンテーション用の矢印を、細かな設定なしに描けます。思いついた瞬間に、大きさやプロポーション・角度などを素早く、自在に変えて作成できます。
  • 細かな設定に対応した印刷機能く
    複数図面をまとめて印刷する時に、カラーモードの選択や複数範囲指定の無効化ができるようになりました。オーバーレイ図面の指定色による印刷も可能です。
  • 改良されたモクモクペンと文字の連番文字記入
    人気のモクモクペンの起動を高速化し、文字の自動中央配置などで使いやすくしました。文字の連番記入では、連続する文字列の組み合わせをカスタマイズできます。
  • 一括で寸法線を描く
    基本計画の初期段階で、平面プランとして通り芯や壁などを作図した後に、一度に図面周囲に寸法線を描けます。計画の立案時に、図面の体裁を手早く整えられます。
  • 実務的な改良を図った数量集計
    集計結果の値を、任意の計算式に代入する機能が追加されました。例えば図形の長さを1/2に評価することで、壁やフェンスなどのダブル線の長さをシングル線として集計できます。

そのほかの新機能

  • PC鋼材間の結合曲線の作図
    PC(PCa)設計における、PC鋼材間を結ぶ曲線を作図できます。
  • 選択モードバーの表示位置
    コマンドのダイアログに表示される選択モードバーの位置をカスタマイズできます。

(※)は、DRA-CAD22のみの機能で、DRA-CAD22 LEではご利用できません。

会員サービス「DRA-CADアソシエイト」について

DRA-CADアソシエイトは、設計者・技術者の業務を支援するDRA-CADの会員サービスです。会員は会費以外の費用なしで最新バージョンを取得でき、バージョンアップ機能を先行して利用できます。 会員専用プログラムの利用や関連プログラムの割引購入など、様々な特典があります。

  • 年会費
    一般会員 39,600円(税込)/年      LE会員 26,400円(税込)/年      学校会員 3,960円(税込)/年

「IT review」のカスタマーレビューで高評価をいただいております

おかげさまで、DRA-CADは、ビジネス向けレビューサイト「IT review」で、ユーザーのみなさまから高評価をいただいております。 満足度評価(2023年9月8日時点)で4.3(5点満点)をいただいております。

・レビューは「IT review」のサイトでご覧いただけます。
・PDFの資料「DRA-CADカスタマーレビュー」は弊社ホームページからダウンロートしていただけます。

 

価格改定について

このたび発売する新バージョン「DRA-CAD22シリーズ」より価格を改定させていただくことになりました。
弊社では、これまで継続的に製品の改善とサービスの拡充に努め、価格につきましても長期間に渡り据え置きとしてまいりました。 しかしながら、昨今の経済情勢による物価高騰や経済活動の低迷は、社会が直面している現実であり、近年の環境変化に対応するにあたり、価格の維持が困難であるとの判断にいたりました。 慎重な検討を行った結果、今後も製品の品質と、ユーザー様へのサポートの品質を維持していくため、製品価格の値上げをさせていただくことになりました。
今後もユーザー様のお役に立つ製品とサポートを提供していくよう努めてまいります。「DRA-CADシリーズ」をよろしくお願い申し上げます。 会員専用プログラムの利用や関連プログラムの割引購入など、様々な特典があります。

出荷時期と購入方法

価格と割引キャンペーン

    • DRA-CAD22の新発売に伴い、割引価格のキャンペーンを実施いたします。
  • キャンペーン名称
    DRA-CAD22シリーズ新発売キャンペーン
  • キャンペーン期間
    2023年11月1日~2024年3月31日
  • キャンペーン割引価格
    新規購入、バージョンアップともに通常価格の10%割引
  • 価格
    DRA-CAD22
    建築設計・製図CAD
    キャンペーン価格
    (2024/3/31まで)
    通常価格
    (2024/4/1以降)
    新規購入 237,600円(税込) 264,000円(税込)
    バージョンアップ DRA-CAD21
    より
    59,400円(税込) 66,000円(税込)
    DRA-CAD20
    より
    89,100円(税込) 99,000円(税込)
    DRA-CAD19
    以前より
    158,400円(税込) 176,000円(税込)
    DRA-CAD22 LE
    2次元製図CAD
    キャンペーン価格
    (2024/3/31まで)
    通常価格
    (2024/4/1以降)
    新規購入 118,800円(税込) 132,000円(税込)
    バージョンアップ DRA-CAD21 LEより 35,640円(税込) 39,600円(税込)
    DRA-CAD20 LEより 47,520円(税込) 52,800円(税込)
    DRA-CAD19 LE以前より 79,200円(税込) 88,000円(税込)

詳しくは、建築ピボットのウェブサイトで。

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