BIM/CIM道路設計3DCADシステム「TREND ROAD Designer」
アップデート版を2025年5月20日（火）リリース

〜測量CADシステム「TREND-ONE/Mercury-ONE」との連携で、最終成果物作成を効率化！〜

建設業向けCADメーカーの福井コンピュータ株式会社（本社：福井県坂井市、代表取締役COO：杉田 直）は、BIM/CIM道路設計3DCADシステム「TREND ROAD Designer」のアップデート版を2025年5月20日（火）にリリースします。

「TREND ROAD Designer」は、米ベントレー・システムズ社の「OpenRoads Designer」をベースに、日本国内の法令・基準に準拠して独自改良を加えた日本語版OEM製品で、2023年7月より販売されています。

近年、BIM/CIMの活用が設計段階で拡大する中、2Dと3Dを融合した設計対応が求められています。従来、「TREND ROAD Designer」では国内仕様の2D図面対応に課題がありました。

今回のアップデートでは、測量CAD「TREND-ONE/Mercury-ONE」との連携コマンドを新たに追加。これにより、3D道路モデルから2D図面や計算書をスムーズに作成し、国内仕様の成果物を効率良く出力できるようになります。

アップデートの概要（TREND ROAD Designer Update3）

• 「TREND-ONE/Mercury-ONE」連携による国内仕様成果物作成支援
• テンプレート拡充（標準断面、土木セル、排水集水桝、道路標識）
• 既存機能のブラッシュアップ

※測量CAD「TREND-ONE」または「Mercury-ONE」の測量CAD、路線測量、縦横断測量、土量計算が必要です。

リリース日・価格

リリース日：2025年5月20日（火）
初回登録料：20,000円（税別）
年間使用料：360,000円／年（税別）

アップデート詳細

「TREND-ONE/Mercury-ONE」連携

3Dモデルデータを測量CADに連携する新コマンドにより、図面・帳票の作成が効率化。

テンプレート拡充

• 標準断面：6種 → 33種
• 土木セル：3種 → 9種（交差点4種、取付道路2種追加）
• 排水集水桝：約100種 → 約250種
• 道路標識：約50種 → 約100種

既存機能のブラッシュアップ

• LandXMLの読込み・J-LandXML線形作成対応
• LandXML書込みで拡幅・横断形状の出力対応
• 2D等高線データから3D等高線を生成
• 法面記号の2D/3D配置対応
• No.杭ピッチの設定機能
• 任意画像をサーフェス面に貼り付け可能な材質機能
• 集水枡に流れ込む流域を自動描画する機能

詳しくは、福井コンピュータのウェブサイトで。