3DGSビューアを提供開始。PLY形式を1/10に圧縮して高速配信
2026年1月11日

BIM/CIMクラウド「KOLC+(コルクプラス)」を提供する、株式会社コルク(東京都豊島区、代表取締役:堤正雄)は、3D Gaussian Splatting(3DGS)をクラウド上で簡単に圧縮、プレビュー、共有、計測できるWebビューアを提供開始しました。PLY形式のサイズを1/10に圧縮する技術を導入し、高速なクラウド共有を実現しています。

開発の経緯

3D Gaussian Splatting(3DGS)は、複数の写真から現実空間を高品質かつ高速にデジタル再現する、2023年に登場した画期的な3D生成技術です。従来のポリゴン(多角形の集合)ではなく、「ガウス分布」の集まりとして3D空間を表現するのが特徴です。近年、建設業界での利活用が急速に拡がっており、「KOLC+」での対応要望も多数頂いたため、今回、β版として実装いたしました。

KOLC+「3DGSビューア」の概要

  • 対応形式:PLY(標準・圧縮)、SPZ、SPLAT
  • 対応拡張子:.ply / .spz / .splat
  • PLY形式は、変換処理によってサイズを1/10に圧縮して配信を高速化
  • 1度読み込むと、次回からはキャッシュ利用で即時表示できます
  • 鉛直方向の調整&保存が可能
  • カメラ視点(起動時)の保存に対応
  • 距離計測、座標取得に対応
  • 点群と3DGSを表示切替
  • スマートフォン、タブレット(iPad)での操作に対応
3DGSビューアでSPZデータをプレビューした様子(17.9MB/Scaniverseアプリで生成)
点群表示モードの例

「鉛直方向」の調整・保存に対応

3DGSフォーマットでは鉛直方向(UP軸)が定義されていないため、簡単な操作で鉛直方向を調整およびクラウド保存できる仕組みを導入しました。同時に、カメラ視点の初期ビューも保存可能です。

3DGSビューアでのUP軸方向の調整メニュー

3DGSの「距離計測ツール」を実装

3DGSファイル単独での距離計測に対応しました。ガウス分布メッシュとマウスカーソルの接触点を判定し、距離計測および座標取得が可能です。距離計測では水平距離・鉛直距離も取得できます。

3DGSビューアで2点間の距離計測をしている様子

統合アプリでは「2分割表示」で連携可能

BIM/CIMモデル、点群、2D図面、計測データなどを統合してデジタルツイン現場を構築できる「統合アプリ」では、現時点で3DGSモデルの統合は未対応ですが、3DGSビューアを2分割表示する活用は可能となっています。

統合アプリのデジタルツイン上にプロットした3DGSファイルをクリックして、3DGSビューアを2分割表示で起動した例(※1)

料金プラン

月額 3万円(税別)
※ 100GB/100ユーザー/統合アプリを含まない場合
※ 初期費用なし

※ 「3Dプラン」契約者は追加費用なしで3DGSビューアを利用可能です

https://kolcx.com/feature/pricing/

導入検討やトライアルのご相談は、以下よりお問い合わせください。

https://kolcx.com/support/contact/

※1)CIM・点群のモデル提供:国土交通省 四国地方整備局 波川高架橋工事

詳しくは、KOLC+のウェブサイトで。

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