新機能「3Dフェンス」と「面積計測」を追加しました。デジタルツイン空間に3Dフェンスで境界線や区画を簡単に描き込むことができます。面積計測では法面、壁面、曲面、凹凸面の3次元計測に対応しました。さらに、これらの図形(大座標)の「DXF出力」に対応し、AutoCADなどへの取り込みが可能になりました。
計測ツールで座標・距離・面積を取得して保存&共有
統合モデル空間を計測ツールでミリメートル単位で計測できます。面積計測では、法面、壁面、曲面、凹凸面の3次元計測が可能です。スナップ機能を使えば、鉛直、水平、モデル頂点、点群の1点1点にスナップできるため3D空間でも簡単に計測できます。 計測結果は保存して共有URLで関係者にシェアしたり、DXF形式でエクスポートしてAutoCADなどに取り込むことも可能です。再編集も可能です。
3Dフェンスで区画を描画したり、壁面を面積計測している様子
データ提供:株式会社富士ピー・エス / 芝本産業株式会社
鉛直スナップや頂点スナップを使って距離計測している様子
データ提供:株式会社富士ピー・エス / 芝本産業株式会社
3Dメモ機能で指摘箇所にコメントして共有
デジタルツイン空間に自由にコメントを追加して共有できます。通常のマークアップ機能とは違い、カメラが固定されないため、指摘箇所を様々な角度から確認できます。例えば、問題箇所や補修箇所などが多い場合でも、自動的に連番IDを付与するため、iPadでもタップするだけで簡単に指摘箇所を追加できます。記入したメモはビューとともに保存でき、共有URLで関係者にシェアできます。
3Dフェンスで描画した区画にメモを追加した様子
データ提供:株式会社富士ピー・エス / 芝本産業株式会社
下部工の点群データに3Dメモを追加した様子
データ提供:株式会社富士ピー・エス / 芝本産業株式会社
統合ビューを保存してURLで共有
施工ステップも作成できます
統合アプリの「ビュー保存機能」では、カメラ位置だけでなく、統合しているデータ、3Dモデルの表示状態、計測結果も保存できます。 この機能を使えば、施工ステップをクラウド上で作成することも可能です。 保存したビューはURLで共有でき、関係者はURLをクリックするだけで指定したビューにアクセスできます。
実際の施工ステップではありません
データ提供:株式会社富士ピー・エス / 国土地理院
4D工程表などのBIM/CIM機能を統合
統合アプリでは、4D工程表など必要な機能のみを統合できます。 さらに、各機能の初期状態を設定することもできます。例えば、4D工程表ではアプリ起動時に工程表を自動起動したり、時間スケールの初期状態を「週単位」に変更したりできます。 これにより、アプリ利用者が操作を迷わずに目的の情報や機能にアクセスしやすくなり、よりスムーズな情報共有を実現できます。
Navisworksモデルに10mメッシュ地形を統合し、4D工程表とビューポイント機能を統合した様子。
データ提供:国土地理院
複数のNavisworksをタイムライナー結合
複数のNavisworksのタイムライナー設定をクラウド上で1つの工程表に統合できるようになりました。 これにより、工種や担当ごとにNWDファイルを分割して運用したり、仮設と本設のモデルを分離して4Dシミュレーションを実行したりできるようになりました。
同じモデルを複数の統合アプリで参照可能
1現場で複数のアプリを作成できます。 例えば「現場用」や「発注者用」のように目的別にアプリを作り分けつつ、同じモデルを参照することで、データ管理が2度手間にならないようにできます。
統合モデルをさらに統合
プロジェクト横断で統合できます
統合アプリでは、閲覧権限があればプロジェクトを横断したデータ統合が可能になっています。 例えば、複数の工区がある場合、各工区の担当者は受け持ちの工区の統合モデルしか参照できませんが、発注者は各工区の統合モデルをさらに統合した全工区ビューを作成することができます。
BIM4Dダッシュボード
統合モデル空間に、現場カメラや計測データ、クラウドストレージなどを連携し、現場ダッシュボードを作成できるようになりました。 統合アプリのご契約で利用可能です。
データ提供:瀧上工業株式会社様 / オフィスケイワン株式会社様
iPad Proでのデモ動画(約1分)
対応ブラウザ
Google Chrome / Microsoft Edge / Safari ( iPad )
(特別なプラグインのインストールは不要です)
料金プラン
月額 5万円(税別)
3Dプラン(50GB/100ユーザー)+ 2現場分の場合