KOLC+、オルソ画像(GeoTIFF)を地形モデルにドレープ可能に
2025年2月17日

BIM/CIM共有クラウド「KOLC+(コルクプラス)」を提供する、株式会社コルク(東京都豊島区、代表取締役:堤正雄)は、オルソ画像(GeoTIFF)を地形モデルにドレープできる機能を新たに提供開始しました。BIM/CIMや点群データで構築したデジタルツインに、ドローンなどで撮影した高精度なオルソ画像を重畳表示して現場活用できるようになりました。

開発の背景

通常、ドローンなどで撮影した高精度なオルソ画像や広域の航空写真はファイルサイズが数十MBから数GBになることがあり、そのままでは閲覧や活用が難しいデータでした。そこで、国土地理院タイルと同じ「XYZ方式」でクラウドサーバ上でタイル化することで、テクスチャの高速表示を実現しました。

対応フォーマット

  • GeoTIFF(拡張子:tif / tiff )
  • ワールドファイル(.tfw)に対応
  • TIFF画像に位置情報を埋め込むか、同名のワールドファイル(.tfw)を用意する必要があります

特長

  • GeoTIFFの位置情報をもとに地形モデルにドレープ(貼り付け)
  • 大容量のTIFF画像でも「JPEG形式」でタイル化することで高速表示が可能に
  • 地理院タイルよりも高解像度のタイル画像を生成できます
  • BIM/CIMや点群データと組み合わせて3D活用できます
  • 2D表示に切り替えれば、Googleマップのような操作も可能

 

KOLC+「統合アプリ」でGeoTIFFを地形モデルにドレープした様子

データ出典:CrisisMappers JAPAN/G空間情報センター

https://wscart.geospatial.jp/ckan/dataset/tokyo20170902chofu

この多摩川河川敷のGeoTIFFは 53.9MB ありますが、タイル化とJPEG変換によって瞬時に表示できるようになります。ツールバーの「2D」ボタンを押せば、Googleマップのように横スクロール操作が可能です。
GeoTIFF、地理院オルソ、PLATEAUオルソの「最高画質」を比較した様子。GeoTIFFでは地理院タイルよりも高解像度なタイルを生成しています。
KOLC+「統合アプリ」で統合可能なデータ例(一部抜粋)

料金プラン

月額 5万円(税別)
※ 100GB/100ユーザー/統合アプリ(2現場分)の場合
※ 初期費用は不要
※ 料金表:https://kolcx.com/feature/pricing/

 

導入検討やトライアルのご相談は、以下よりお問い合わせください。

https://kolcx.com/support/contact/

詳しくは、コルクのプレスリリースで。

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