手描きで設計検討と情報伝達を効率化。大成建設のBuddyBoard導入事例
2026年4月13日

大成建設はBuddyBoardを導入し、手描きを核に設計検討と情報伝達を高速化。レイヤー機能や共有で提案力を高め、印刷を大幅削減、リードタイム短縮を実現。現地調査や図面チェックのモバイル化も進み、打ち合わせの質とスピードが向上した。

導入企業概要

大成建設株式会社は、1873年創業の日本を代表する総合建設会社で、土木工事、建築工事、都市開発、環境関連事業などを手掛け、国内外で多くのプロジェクトを展開しています。

目的 設計プランニングの効率化、および質の向上
業種 総合建設業
規模 1,000人以上
所属・役職 設計本部 建築設計第二部 部長 杉江様

課題・解決策・効果

  • 課題:大型プロジェクトの多岐にわたる設計統括業務の効率化
  • 解決策:BuddyBoardで提案力の向上、プロジェクトメンバー、顧客との齟齬のない情報共有
  • 効果:設計プランニングクオリティの向上およびリードタイムの短縮。紙資料の大幅削減。

手描きは設計検討と情報伝達を効率化する手段

鈴木:図面のチェックバックは手描きが早く便利。BuddyBoard導入で移動中も対応可能に。レイヤーと透明度調整で上書きしても見やすく、指示が明確になり時間短縮につながった。

杉野:設計者は手で描く土壌がある。即日設計の経験もあり、iPadとApple Pencilでの業務に親和性が高い。

常田:多様な担当者と同時並行で進める中、手描きで素早く情報共有・指示が重要。手描きでイメージを固めてからCGやCADへ移る方が効率的。

杉江:CAD前の段階では手で考えながら描く方が効率的。手作業の感覚は依然重要。

多くの関係者が関わるプロジェクトを効率的に推進

杉江:企画段階から基本設計、実施設計へと段階的に進める。近年は環境やBCPなど要件が複雑化し、顧客の知識量も増加。難易度上昇に対し、提案とものづくりの高度化が求められている。

BuddyBoardの活用シーン

常田:コンペ提案書の絵コンテをBuddyBoard上で作成し、拡大編集やレイアウト調整が容易。チームでレイヤーにメモを書き込みながら構成を検討できる。現地調査でも写真・地図・Web情報を一括取り込みして整理・共有が可能で、スマホ撮影から即貼り付けできる。

お客様と一緒に活用し、質の高い情報交換を実現

杉野:図面にレイヤーで案を重ね、構造担当の書き込みを反映しながら複数案を効率的に作成。大規模プロジェクトでは分科会ごとの共有フォルダにアップし、そのままプレゼン可能。色分け書き込みで要望の聞き逃しがない。

鈴木:書き込みがそのまま残り、場でイメージを確認できるため合意形成が早い。

常田:事前共有で打ち合わせの進行が早く、1回目の会議中に回答が出ることも。時間が半分ほど短縮された感覚で、情報量と質が向上し顧客満足度も高い。

杉野:印刷配布から解放され、移動中や直前までブラッシュアップ可能。用途に応じて紙とBuddyBoardを使い分け。

導入後の効果:印刷削減とモバイルワーク

鈴木:情報アクセスとフィードバックの工数が大幅削減。簡単にアクセス・コメントできるため確認が進みやすい。

常田:印刷枚数は大幅減。定例会で15部×20枚=毎回約300枚、隔週開催で月600枚、年7,200枚がゼロの案件も。図面・製作図のチェックもiPadで完結し、スキャンの手間も不要に。

杉野:毎週定例会だと年間14,000枚、場合によっては21,000枚に。BuddyBoardで日常的な紙使用も減少。

今後への期待

  • 常田:人や家具・植栽などのテンプレート拡充、鉛筆や水彩などペン種の追加で表現力を高めたい。
  • 鈴木:レイヤー透明度の一括変更機能がほしい(チェックモードで一気に70%など)。
  • 杉江:手描きの良さを損なわず、アナログとデジタルの隙間を埋めるコンセプトを大切にしてほしい。

詳しくは、BuddyBoardのウェブサイトで。

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