みんなが使えるMatterportで工場・施設・建物管理をDX! 時短、2024年問題の解決はデジタルツインで(マーターポート)
2024年2月19日

労働時間短縮による2024年問題の解決には、工場や施設、建物を3Dデータで記録する「デジタルツイン」が欠かせない。その理由は、現場をデータ化し、クラウドによって共有すると、現場に出向くことなく、維持管理や設計、施工計画などが行えるので業務効率が上がるからだ。デジタルツイン化の手段はいろいろとあるが、だれもが1人で、簡単・スピーディーに扱えて、しかも高精度で失敗しない方法としては、Matterportがお勧めだ。

安価で簡単に使えるMatterport Pro2(左)、レーザー3Dスキャナーを搭載し屋外での遠距離計測が可能なMatterport Pro3(右)なら、全員参加によるデジタルツインで働き方改革や時短による2024問題解決が実現できる

安価で簡単に使えるMatterport Pro2(左)、レーザー3Dスキャナーを搭載し屋外での遠距離計測が可能なMatterport Pro3(右)なら、全員参加によるデジタルツインで働き方改革や時短による2024問題解決が実現できる

   多くの人の「移動のムダ」をなくすデジタルツイン戦略

工場や設備、建物などの運用や維持管理業務は、大きく複雑で膨大な量の施設を対象とするため、常に「移動のムダ」がつきものとなる。さらに修繕などを行う場合は、対象物の位置や状態などの情報伝達で「コミュニケーションのミス」が生じやすく、それによる「手戻りのムダ」なども発生しがちだ。

その一方で、2024年4月からは、建設業や運送業などで時間外労働時間の上限規制がはじまり、人手不足の中で労働時間を減らすことが大きな課題となっている。

多くの働く人々の労働時間を減らしていくために今、注目されているのが「デジタルツイン」の活用だ。ここでツインとは「双子」を意味する。つまり、工場や設備などの現場を、3次元のデジタルデータでもう一つの現場として記録し、パソコンやタブレット、スマートフォンなどでいつでもどこでもその状態を確認できるようにしたものだ。

工場内部をMatterport Pro2によりデジタルツイン化したデータ。写真のように見えるが3次元情報をもっている

工場内部をMatterport Pro2によりデジタルツイン化したデータ。写真のように見えるが3次元情報をもっている

デジタルツイン上で増設予定の電気配線の長さを測った例。現場に行かずに様々な維持管理業務が行えるので確実に時短が進む

デジタルツイン上で増設予定の電気配線の長さを測った例。現場に行かずに様々な維持管理業務が行えるので確実に時短が進む

デジタルツインを導入することで、現場の構造や寸法計測、設備同士の位置関係などを把握したり、更新工事の設計や施工検討を行ったりするのに、いちいち現場まで出向く必要がなくなるので「移動のムダ」は大幅に削減できる。また、デジタルツイン上で対象物を指示することで、図面のような取り違えミスも起こりにくくなる。

その結果、業務時間から多くのムダが削減されるほか、計測などはデジタルツイン上で行えるので、生産のための作業時間も短縮され、仕事は確実に速く終わることになる。しかもデジタルツインはクラウド上で共有できるので、様々な場所で働く他の人々にも、時短の恩恵をもたらすことになる。

   Matterportで全員参加型のデジタルツイン戦略を

時短や生産性向上に大きな効果を発揮するデジタルツインだが、一部の人だけが使えないものなら、効果は限定的になる。企業単位で多くの人々の時短や生産性向上を実現するためには、現場をデジタルツイン化するための手段も、しっかりと検討する必要がある。

デジタルツインを広い意味で捉えると、現場の記録に使われるデジタル機器には、普通のデジタルカメラから、一度に周囲をぐるりと動画や写真で撮影できる360°カメラ、さらにはミリメートル単位の精度で現場を点群計測できる3Dレーザースキャナーまで、さまざまなものがある。

360°カメラは簡単に使えるが、撮影地点からの見え方はリアルに再現できるものの、3次元データとして現場を記録することはできない。また、3Dレーザースキャナーは高精度だが操作が難しい、1人だけでは扱えないものが多い、計測後のデータ処理や活用にも専門知識がいると、限られた人にしか使えない。

360°カメラの手軽さと、3Dレーザースキャナーの幅広い活用の“いいとこどり”をしたPro2とPro3は、全員参加型のデジタルツイン戦略にピッタリだ

360°カメラの手軽さと、3Dレーザースキャナーの幅広い活用の“いいとこどり”をしたPro2とPro3は、全員参加型のデジタルツイン戦略にピッタリだ

その両者の”いいとこどり”をしたのが、マーターポートの現場デジタルツイン化ソリューション「Matterportシリーズ」だ。360°カメラのように1人で扱える機器で、現場を移動しながら周囲を計測し、そのデータをクラウドにアップするだけで、現場全体を3Dのデジタルツインとして記録できるのだ。

ハイエンドの3Dレーザースキャナーに比べて、圧倒的なスピードで現場を3D計測するPro3の時短効果

ハイエンドの3Dレーザースキャナーに比べて、圧倒的なスピードで現場を3D計測するPro3の時短効果

360°カメラのように簡単に扱えて、しかも施設や現場を3Dモデル化し、クラウドで多くの人々がリアルタイムに共有しながら業務を進められる。そして価格も数十万円~数百万円とリーズナブルだ。つまり、全員参加型のデジタルツイン戦略にはピッタリと言える。

Matterportシリーズには、レーザースキャナー(LiDAR)で3D計測を行う「Matterport Pro3」(以下、Pro3)と、ストラクチャードライト方式のスキャナーを搭載した「Matterport Pro2」(以下、Pro2)がある。

もちろん、工事の進ちょく管理や安全管理にはデジタルカメラや360度カメラを、デジタルツインによる維持管理業務およびBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)モデルの作成や施工図の作成などにはMatterport Pro3を使用することで全社の業務をDX(デジタル・トランスフォーメーション)化していくことも必要だ。

Matterportを中心に、他のデバイスも併用しながら全社業務をDX化するイメージ

Matterportを中心に、他のデバイスも併用しながら全社業務をDX化するイメージ

   図面のない施設や建物もデジタルツインで管理

工場や施設、建物の分野では、BIMの活用が設計から施工へと広がり、最近では運用や維持管理の業務にもBIMのメリットを生かす取り組みが進んでいる。

一方、何十年も前に作られて現在も稼働中の現役施設も数多くあり、これらはBIMモデルはおろか図面さえ残っていないものも珍しくない。

Matterportの良さは、現物しか残っていない施設も即座にデジタルツイン化して、3Dデータとしてクラウドで共有できるだけでなく、属性情報や文書、リアルタイムデータの連携といった最新のBIMと同様な便利さも活用できる点にある。

図面のない施設もMatterportでデジタルツイン化することにより、3DデータとしてBIMと同様の高度な維持管理や新設工事の計画などが行える

図面のない施設もMatterportでデジタルツイン化することにより、3DデータとしてBIMと同様の高度な維持管理や新設工事の計画などが行える

建設や維持管理の分野では、今後も22世紀にいたるまで、人手不足は年々厳しくなる一方だ。現在はデジタルツインで「移動のムダ」などのムダ削減による時短で、2024年問題を乗り切ることが最大の課題だが、今後は限られた人員で「売上増」や「リスク低減」によってさらなる生産性向上や働き方改革を進めていく必要がある。

マーターポートでは、Matterportを活用して様々なムダ削減や2024年問題の解決から、売上増やリスク低減などを含めた「攻めの生産性向上」までを解説したホワイトペーパー「デジタルツインを活用した建物・設備工場管理DX 経営課題から考えるファシリティマネジメント」を無料公開しているので、参考にしてみてはいかがだろうか。

無料公開中のホワイトペーパー「デジタルツインを活用した建物・設備工場管理DX 経営課題から考えるファシリティマネジメント」。MatterportシリーズのPro2やPro3、クラウドなどの活用事例や経営面でのアドバイスなどが、A4判8ページにまとめられている。

無料公開中のホワイトペーパー「デジタルツインを活用した建物・設備工場管理DX 経営課題から考えるファシリティマネジメント」。MatterportシリーズのPro2やPro3、クラウドなどの活用事例や経営面でのアドバイスなどが、A4判8ページにまとめられている。

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 【問い合わせ】
マーターポート株式会社

〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル11F
WEBサイト https://matterport.com/ja

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