【レポート】ArchiCAD 17 製品発表会
2013年9月16日

BIM lives in the details – BIMは細部に宿る –
グラフィソフトジャパン株式会社 代表取締役 ベンツェ・コバーチ

ドイツの有名なモダン建築家ミース・ファン・デル・ローエは、かつて「God lives in the details -神は細部に宿る-」という名言を残しました。細部の美しさこそが作品の本質を決定づけるという意味として様々な場面で引用されています。これはBIMモデルに関しても例外ではなく、細部の納まりまで正確に入力されていなければ、モデルは完全なものにならないのです。この考えから、新しいArchiCAD 17ではこの言葉に敬意を表し、スローガンとして「BIM lives in the details - BIMは細部に宿る-」としました。

ワークアラウンドは悪

本来、2D図面が「一般道」であれば、BIMは「高速道路」のように快適に、より早く目的地に辿りつけるはずであるものです。しかし、現状では様々な「穴ぼこ」が潜んでおり、それを「迂回」することを余儀なくされます。「勉強しにくい」、「標準化が難しい」、「BIMモデルが台無しになる」という3つの理由からワークアラウンドは悪だと信じています。特に、図面で詳細を表現するために、BIMではなく2Dで加筆すれば、問題は簡単に解決したかのように見えますが、そのBIMモデルは数量には利用できなくなります。

こういった問題を根本的に解決するには、BIMでも細部の表現をより簡単に生成することが可能になり、スムーズなBIMワークフローを実現する必要があります。

ArchiCAD 17では、これまでにない真のBIMワークフローを実現しました。

ベンツェ・コバーチ
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