Rhino – Grasshopper – ARCHICADコネクションを発表
2015年10月18日

ブダペスト – 業界大手のビルディングインフォメーションモデリング(BIM)ソフトウェア開発業であるGRAPHISOFT®は、Rhino – Grasshopper – ARCHICADコネクションのパブリックベータ版を発表しました。業界初となる双方向の「リアルタイム接続」は、建築家やデザイナーがよく使用するアル ゴリズミックデザインツールであるGrasshopperと、BIMソフトウェアARCHICAD間でのデザイン業務を最適化します。

Rhino – Grasshopper – ARCHICADコネクションはユニークなデザインワークフローを提供します。大量の設計変更をチェックし、アルゴリズムを使用することでファイル交換を することなく建物の細部や構造を微調整することができます。これはRhinocerosでARCHICADのネイティブファイル形式を扱う機能を補完する もので、サイズや複雑さに関わらずファイルを開き、保存することができます。Rhino、Grasshopper間の既存のリンクを拡張することにより、 設計者はRhino、Grasshopper、ARCHICADそれぞれの環境でのデータ修正が容易になります。

「今回のARCHICADとRhinocerosの連携により、部品から建築を組み立てる従来からのBIMらしい設計アプローチに加え、まだ部品へと未分 化な設計初期でのBIMの利用や、コンピュテーショナルの設計手法との連携が可能となり、ARCHICADとBIMが建築家にとってよりフレンドリーな ツールとなることを期待しています。」と株式会社日建設計 執行役員 設計部門副統括の山梨 知彦氏は述べています。

Rhino – Grasshopper – ARCHICADコネクションの詳細はこちらからご覧ください。

日建設計について

2,400名以上のプロフェッショナルスタッフを擁する世界最大の建築設計事務所の一つである日建設計と7のグループ会社は、建築設計、エンジニアリン グ、監理、コンサルティング、そしてR&Dのサービスを提供しています。1900年に創業以来、グループ全体のポートフォリオは、40カ国、 20,000以上のプロジェクトで構成されています。業務内容は、公共、民間を問わず持続可能なものであり、新都市開発、高密度/複合用途、公共交通指向 型開発、超高層ビル、ビジネスパーク、商業、文化、教育、医療、オフィス等、あらゆる分野の施設におよんでいます。日建設計は東京に本社を置き、シンガ ポール、中国、韓国、ベトナム、UAEに支店を置いています。現在も成長を続ける同社は、設計における現在のニーズと重要課題を再定義するための新しいメ ソッドとテクノロジー開発に絶えず取り組んでいます。

RhinocerosとGrasshopperについて

Robert McNeel & Associatesにより開発されたRhinoceros® 5.0は工業デザインのモデリングソフトウェア分野でのマーケットリーダーです。非常に複雑な形状を直接モデル化、もしくは3Dデジタイザを介して取得す ることができます。その強力なNURBSベースのエンジンにより、Rhinoceros® 5.0は作成、編集、分析、またカーブ、サーフェス、ソリッドを変換することができ、モデルの複雑さ、またはサイズに制限はありません。 Grasshopper®のグラフィカルなアルゴリズムエディタはRhinoの3Dモデリングツールと緊密に連携しており、生成的なアルゴリズムを使用し て新しい形状を作成する設計者のためのツールです。Grasshopperを使えば、プログラミングやスクリプトの知識を必要とせずに設計者はシンプルな ものから荘厳なものまで構築することができます。

GRAPHISOFTについて

GRAPHISOFT®は、1984年に業界初の建築家向けBIMソフトウェア、ARCHICADによってBIM革命を始めました。GRAPHISOFT は、世界初のリアルタイムBIMコラボレーションソリューションであるBIMcloud®、世界初のBIMに完全に統合された「GREEN 」設計ソリューションであるEcoDesigner®、また、BIMの可視化において世界をリードするモバイルアプリ、BIMx®で業界をリードしていま す。GRAPHISOFTは2007年にNemetschekグループの一員となりました。

詳しくは、グラフィソフトジャパンのウェブサイトで。

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