ARCHICADのアドオンツール 「天井オブジェクト作成ツール」を提供
2016年4月5日

建設産業をリードする設計者のためのBIMソフトウェアソリューション/OPEN BIMを提供・推進するグラフィソフトジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長コバーチ・ベンツェ)は、ARCHICADのアドオンツールとして「天井オブジェクト作成ツール」を2016年4月4日より提供いたします。

5年前の東日本大震災では、体育館、音楽ホールなどの多数の建築物において天井が脱落し、かつてない規模で甚大な被害が生じました。これらの実態をふま え、天井の脱落対策に係る基準が新たに定められ、新建築物等への適合が義務付けられました。 このような状況から、ARCHICADでは、これまでのオブジェクトに新たに「天井オブジェクト」を加え、BIMを活用した天井仕上げおよび下地の効率的 な作成を可能としました。これにより、Solibri Model Checkerを活用した干渉チェックなど、新しい天井設計ワークフローを実現します。 尚、本ツールは、VIPサービスの専用コンテンツとして、2016年4月4日よりご提供いたします。

機能概要

 

  • 天井仕上げの作成(対応天井種類:目地なし、いも目地・うま目地・スパンドレル・システム天井)
  • ゾーンからの自動作成または手動作成
  • 天井下地の作成および耐震ブレースの配置(対応天井種類:システム天井)
  • 天井伏図・天井下地伏図の作成

 

天井設計ワークフローのステップ

 

  1. 「天井オブジェクト作成ツール」を活用してARCHICAD上で天井仕上げおよび下地をモデリング
  2. 意匠モデルをARCHICADからIFC形式で保存
  3. 意匠モデルおよび構造・設備モデルのIFCデータをSolibri Model Checkerで統合
  4. Solibri Model Checkerで天井下地と構造・設備モデル間で干渉チェックを行い、レポートを作成
  5. レポートをBCFファイル形式で保存
  6. BCFレポートをARCHICADにインポートし、問題箇所を修正

 

動作環境・ご提供方法

ご提供方法

VIPサービス専用コンテンツとして、VIPサービスページよりダウンロード

動作環境

ARCHICAD 19、ARCHICAD 19 Solo / ARCHICAD 18、ARCHICAD 18 Solo
※その他のバージョンには対応しておりませんのでご注意ください
対応OS:Windows / Mac OS(ARCHICADが動作するバージョン)

天井ツール紹介動画

天井オブジェクト作成ツール:天井仕上の作成
天井オブジェクト作成ツール:天井下地の作成
天井オブジェクト作成ツール:干渉チェックワークフロー

詳しくは、グラフィソフトジャパンのウェブサイトで。

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