GRAPHISOFT BIMcloudのワールドワイドプレスイベントが東京で開催
2014年3月31日

東京、2014年3月25日- GRAPHISOFT®は、各国からの著名なジャーナリストや日本の建築・建設企業を前に、新しいBIMcloud®ソリューションを発表しました。プレスイベントは六本木ヒルズクラブにて開催され、リアルタイムでGRAPHISOFT香港支社およびGRAPHISOFT本社に接続してデモがお披露目されました。

BIMcloud press conference

「多くの人はクラウドコンピューティングを、データストレージ、ソフトウェアの仮想化、SaaSなどのオンラインサービスとして関連付けています。 しかし、クラウドによって様々なことが実現可能であるものの、私たちは基本的なクラウドサービスのさらに先を見据えることが必要だと考えていきました。一般的な理解と異なるかもしれませんが、人々がコラボレーションする方法として最も強力なものが、クラウドコンピューティングであると確信しています。GRAPHISOFTの新しいBIMcloudソリューションは、パブリック/プライベートクラウド環境で、あらゆる規模の企業が、完全に統合されたBIMコラボレーションを活用できるように建築/エンジニアリング/建設業界に向けて提供されます」(Vice President of Marketing at GRAPHISOFT Ákos Pfemeter)

BIMcloud Press Conference 2

GRAPHISOFT BIMcloud

GRAPHISOFT BIMcloud®は、あらゆる規模のチームがリアルタイムでネイティブのBIMデータの共同作業を可能にする、本格的なBIMのコラボレーションプラットフォームです。GRAPHISOFTのDelta-Server™テクノロジー(特許取得済み)と最先端のクラウドサーバー設計は、世界トップクラスのBIMコラボレーション環境の本質的な機能を提供します。

リアルタイム性

コラボレーションは、参加者間のリアルタイム接続によって最も効果が得られます。GRAPHISOFTのDelta-Server™テクノロジー(特許取得済み)によって、複雑なBIMモデルのリアルタイムコラボレーションは、チームの場所や規模に関わらず実現することが可能です。クラウドベースシステムのアーキテクチャーは、BIMプロジェクトのコラボレーションへの同時アクセスを24時間365日、可能にします。通常のインターネット接続環境があれば、世界のどこからでも、無数のユーザーがアクセスすることができます。

堅牢性

GRAPHISOFTのBIMcloudソリューションは、コンフリクト・レゾリューションを提供しており、これはユーザーにとって「サーバーロック」が起こりえないことを意味しています。さらに、非常に高度なネットワーク耐久度は、通常のインターネット回線での長距離アクセスも可能にします。 セキュアなHTTPSプロトコル、高度なバックアップ、バージョンロールバックオプションなどにより、あらゆる建設プロジェクトにおいて最も貴重なIP資産であるBIMデータを、比類のないレベルの安全性で確保します。

柔軟性

GRAPHISOFTのBIMcloudソリューションでは、ハードウェアやソフトウェアに大きな負担がかかりません。パブリックおよびプライベートのどちらのクラウドにおいても、簡単に同じシステムをセットアップすることができます。BIMアプリケーションが動作するクライアントコンピューターと、クラウド上のコラボレーションプラットフォームを提供するサーバーコンピューター間の接続においても、特殊なハードウェアや追加のソフトウェアなどは必要ありません。標準のHTTPプロトコルを使用した通常のインターネット接続で、実質的に世界中のどこからでもリアルタイムのコラボレーションが実現されます。BIMcloud Serverは、標準のデスクトップ構成で動作し、BIMcloud Managerは、あらゆるモバイルデバイスからすべての機能にアクセスすることが可能です。

拡張性

リアルタイムのBIMコラボレーションにおいて、クラウドの最も重要な利点は、サーバーのリソースを拡張する能力です。GRAPHISOFT BIMcloudであれば、プロジェクトチームは、プロセッサやメモリサイズなどBIMcloudサーバーのリソースが増加している間に作業を停止する必要はありません。もう一つの利点として、クラウド上のプロジェクト数の増加に応じて、BIMcloud Serverをオンデマンドで増設することが可能です。

統合

GRAPHISOFTのBIMcloudソリューションは、大企業のITインフラに統合することが可能です。LDAPプロトコルによるActive Directoryの統合により、普段使用している会社のユーザー名/パスワードの組み合わせでクラウド上のBIMプロジェクトにアクセスすることも可能です。多階層でのユーザーアクセスおよび役割管理は、あらゆるエンタープライズの環境下における組織の構成でも簡単に順応することができます。BIMcloudのモバイル統合によって、外部のチームメンバーもモバイルデバイスを使用して、BIMワークフローに参加することが可能です。

GRAPHISOFTのBIMcloudソリューションは、現在市場で利用可能な基本的なクラウドサービスの提供にとどまりません。オールラウンドのクラウドベースのコラボレーションソリューションは、プライベートクラウドソリューションまたはパブリッククラウドサービスで展開するために必要なソフトウェア層を提供しています。独自の機能のセットにより、真のモデルベースのBIMコラボレーション環境を、あらゆる規模の企業やプロジェクトに向けて提供する唯一のクラウドソリューションとなりました。クラウドを通じたモバイル統合によって、設計から施工までのあらゆる関係者が積極的に共同作業に参加することができます。GRAPHISOFT BIMcloudは最も厳格なエンタープライズレベルのワークフローおよびセキュリティ要件に適した形で設計されており、日常業務において最も重要なコラボレーションにおける問題を根本的に解決します。プライベートクラウドのセットアップオプションは、強固なセキュリティが必須となるプロジェクトでも、データは完全に制御下に維持することが可能となり、例外なくあらゆる建設プロジェクトにクラウドのメリットと柔軟性をもたらします。

「今回、GRAPHISOFT新製品の世界的なリリースを日本で開催するのは初の試みとなります。これは、過去数年で日本のお客様がBIM活用において、大きな発展を遂げたことを象徴するものであり、またもう一方では、GRAPHISOFTが、日本を含む東南アジアをBIMの成長市場として位置付け、戦略的なフォーカスを表すものでもあります」(Vice President of Asia at GRAPHISOFT ベンツェ・コバーチ)

GRAPHISOFT BIMcloud®は、2014年3月25日、日本で先行して販売を開始し、2014年第2四半期にArchiCAD 18と共に全世界で展開される予定です。 http://www.graphisoft.co.jp/bimcloud/

グラフィソフトについて

グラフィソフト(本社:ハンガリー、ブダペスト)はバーチャル ビルディング™ソリューション開発のパイオニアでありリーダーです。建設業界における3次元モデルベースのソフトウェアとサービスでは、世界トップのベンダーと認められている。

グラフィソフトジャパンについて

グラフィソフトジャパン株式会社は、建築家のための業界初となるBIMソフトウェアArchiCAD®を提供するGRAPHISOFT® SEの日本法人。GRAPHISOFT® SEは2007年、Nemetschekのグループ会社となる。過去3年間、グラフィソフトジャパンは急激な成長を遂げ、顧客には大手ゼネコン、設計事務所等を持ち、日本でも有数のBIMソリューションプロバイダと認められている。

詳しくは、グラフィソフトジャパンのウェブサイトで。

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