ノミネート作品
審査員の方々による厳正な審査の結果、合計12作品をノミネートいたしました。
VR-Cloud®による一般投票は11月4日(金)~13日(日)まで開催いたします。
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株式会社新日本コンサルタント
山間部橋梁における維持管理の延命措置検討
山間部の橋梁の架け替えの際にVRで検討を行った。点群を基に現況の構造をモデル化し、老朽化した箇所や全体が変形している様子等現在の状態を再現。架け替え後の片側の桁が撤去された状態の構造を切り替え表示し、桁が大幅に狭くなったことによるトラック通行時の支障箇所の有無を走行シミュレーションで確認している。 -
三井共同建設コンサルタント株式会社
DX技術(3DVRとPLATEAU)を活用した風力発電事業の推進~地方におけるスマートシティの実現に向けて~
近年、スマートシティー化に向けた風力発電事業の推進が期待されている。ただし、関係者や漁業協同組合等への理解が必要であり、わかりやすい説明が重要である。一方、DX推進の中、PLATEAUモデルの有効活用が求められている。そこで、風力発電事業(陸上、洋上風力)をモデルに、DX技術である3DVRやPLATEAUモデルを活用した検討事例を紹介する。 -
深圳大学
都市地下道路の交通標識及び安全VRシミュレーション
中国南部のショッピングモールにある地下道のVRシーン。道路部分の長さは約1kmで、そのうち地下道部分が50%を占めています。 このシーンにおいて、VRシミュレーションを用いて地上道路からの車両の合流とトンネルからの車両の出入りの安全性をシミュレーションします。また、地下道に交通誘導標識の位置や種類を変えて配置することで、交通標識の配置について妥当性のある提案をします。 現在、このプロジェクトは第一段階に入っており、今後、トンネルを出入りする際の照明の調整により、ドライバーに与える暗所視や明所視の効果を改善するための研究を進めていく予定です。 -
金秀建設株式会社
橋梁上部工工事施工シミュレーション
今回のシミュレーションは、橋梁架設現場で、施工順序を表現しています。本工事では、協力業者に時系列で入場するタイミングを感覚的にわかるように、また、作業員入場時安全教育に活用することを想定しています。今回の施工は途中引渡しですが、最終形まで作成することにより発注者へ完成時の景観についても視覚的にわかるよう表現しています。 -
産業開発コンサルタント株式会社
橋梁景観デザインVRシミュレーション
橋梁景観検討地点の対象地及び周辺地区の景観・色彩特性を考慮し、景観対象となる親柱、高欄、歩道舗装の色彩や形状の比較検討において、3D・VRシミュレーションで検証した。VRシミュレーションで検証し、発注者との協議の円滑化により、これからの道路開通に向けて貢献していくことを目的としています。 -
全羅北道交通文化研修院
高齢ドライバー向け運転能力評価システム
高齢ドライバーによる交通事故が増加する中、運転免許証の自主返納制度の効果は微々たるものです。自主返納を活性化するため、高齢者が自分の運転能力を認識できるシステムを開発しました。高齢ドライバーの交通事故が多い4地域について作成されたVRシナリオを、ドライビングシミュレータを使って運転することができ、運転終了後には評価結果が自動で出力されます。 -
日鉄テックスエンジ株式会社
工場構内における出勤退勤時の交通シミュレーション
工場構内での工事にあたり、新設道路と大規模交差点改修計画のため交通シミュレーションをVR化。操業大型車両を優先にした道路形態で出退勤車両の渋滞を検証、対策案として出勤時と退勤時で逆走させる車線と交通流を表現し、信号現示検討に使用。交通量と区間別の速度制限、操業大型車両のパレットプール等、構内交通流計画に活用。 -
愛知県立大学
車両-自転車-歩行者連携シミュレータシステム
車両・自転車・歩行者シミュレータをUC-win/Roadのクラスタ・ネットワーク連携機能により、各機器の相互作用を考慮できるシミュレータシステム。NIRS(脳活動計測)、視線計測など、各種生体計測機器も連携。実験ログデータを一元管理可能。自動運転車両、モビリティに関わる研究等に幅広く利用されている。 -
株式会社オリエンタルコンサルタンツ
本厚木駅周辺における交通再現VRシミュレーション
トランジットモールの検討等に用いるデジタルツインでのサイバー空間として、本厚木駅北側の約700m四方の範囲について道路と沿道景観を再現した。総延長約10kmの道路ネットワークを利用し、VISSIMによる交通シミュレーションを実施。解析結果をフィードバックし、VR上で広域の交通流・歩行者の流れを表現している。 -
日鉄エンジニアリング株式会社
免制震デバイス効果体験地震シミュレーション
地震時の建物の被害を軽減する免制震デバイスの効果を体験するコンテンツを制作した。HMDを用いたVRとモーションシートにより、耐震構造と免震構造、制振構造の揺れの違いを体感できる。倉庫、マンション、オフィスの空間を再現し、什器の転倒や落下といった物理シミュレーション、効果音を用いて状況を表現している。 -
国土交通省総合政策局公共事業企画調整課
施工DXチャレンジ(遠隔施工等実演会)デジタルツインシステム
F8VPSで構築されているVR国総研においてDX実験フィールドで開催される遠隔施工等実演会のバーチャル会場を構築。VR空間上には会場レイアウトと重機のほか、現場の映像がリアルタイムでバーチャル会場上でライブ配信される。デジタルツインプラットフォーム活用展開として、重機センサーの情報を取得し、VR上で現場と同期した重機の動作シミュレーションも可能としている。 -
大成建設株式会社
ダム建設工事における重機3Dリアルタイムデジタルツインシステム
自動建機群の協調制御システムとUC-win/Roadを連携させ、ダム建設現場におけるリアルタイム3Dモニタリング及び接近時の緊急停止システムを構築した。GNSSの位置情報を用いてUC-win/Road上で自動建機や作業員の位置を可視化、接近検知を行い、状況に応じて自動建機の監視者に対する警告や協調制御システムへの停止命令を出す仕組みとなっている。
ノミネート作品審査会の様子
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フォーラムエイト東京本社セミナールームにて
ノミネート作品審査会を実施 -
ノミネート作品審査中の様子
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審査員 左から原口 哲之理 氏、関 文夫 氏(審査委員長)、傘木 宏夫 氏
詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。
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