株式会社エム・ソフト(本社:東京都台東区、代表取締役社長:佐藤圭介、以下「エム・ソフト」)が提供する点検業務を効率化するARアプリ『Pinspect』が、令和5年度デジタル庁技術検証事業にて活用され、同庁が公開した「技術カタログ」に掲載されました。
〇技術カタログ:目視等による施工・経年劣化・安全措置対策状況等確認のデジタル化を実現する製品・サービス
『Pinspect』紹介ページ
https://www.digital.go.jp/experimental/technology-map/product/?id=567
「技術カタログ」とは?
従来のアナログ規制の見直しを推進するデジタル技術を整理し、規制改革におけるデジタル技術の効果的な活用を促進することを目的とした、デジタル庁が発行するカタログです。技術の進展に応じて、随時内容が更新されています。
『Pinspect』とは?
『Pinspect(ピンスペクト)』は、検査・点検箇所をAR(拡張現実)で記録、可視化するアプリです。対象箇所の3次元座標を取得し、デジタル付箋(ピン)としてARで可視化。写真やメモと一緒に保存することで、現場情報を図面やEXCEL形式のレポートとして出力することができます。記録したピンは、クラウド経由で他のユーザーと共有することが可能です。
また、LiDAR*が搭載されたiPad/iPhoneを利用することで、より高精度なAR環境認識が可能です。LiDARの効果により認識精度・速度が大きく向上し、より正確な場所へのピンの設置、再現が可能になりました。
※LiDARとは?
Light Detection and Ranging (光検出と測距)の略で、発光した光が物体に反射して戻ってくるまでの時間を計算し、対象物までの距離を算出する技術です。建設土木の分野で地形の測量や形状把握に利用されたり、近年では車に搭載され自動運転の技術として活用されています。