「スパコンクラウド®海洋津波解析サービス」を提供開始
2015年3月16日

フォーラムエイト、「スパコンクラウド®海洋津波解析サービス」を提供開始
南海トラフ地震対応東北大エンジンでの解析とVRモデリングに対応

株式会社フォーラムエイト(東京都港区港南2-15-1 代表取締役社長 伊藤裕二 URL:( http://www.forum8.co.jp ) は、2015年3月より、「スパコンクラウド®海洋津波解析サービス」を提供開始いたします。

本サービスの技術は、東北大学災害科学国際研究所 津波工学研究室の今村文彦教授より提供された津波解析ソルバーを用いて、フォーラムエイト神戸研究室で開発されました。南海トラフによる地震で発生した津 波が日本列島沿岸に押し寄せる状況のシミュレーション結果を可視化することが可能です。

解析には公益財団法人 計算科学振興財団(Focus)が所有するスーパーコンピュータを利用。 並列処理を施したことで、一般のPCでは10日以上かかるシミュレーションでも5日程度で計算が可能となっています。

また、解析結果は3次元バーチャルリアリティ「UC-win/Road」と連携してVRでの可視化が行えます。津波伝播の様子をさまざまな角度から見る ことのできるアニメーション、指定地点における津波高の時刻歴、最も高い津波高を記録した場所の特定によるハザード確認などをサービス利用者に提供できま す。
■使用解析ソルバーの特長
(1)浅水長波理論をもとにした津波の伝播計算
(2)ネスティングによる大規模な範囲での解析
(3)地震による津波の発生から伝播までの一括シミュレーション
(4)堤防や河川などの沿岸部の細かな再現

■解析可能範囲
茨城県以南の太平洋側、瀬戸内海、九州地方の日本海側、沖縄地方周辺

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲解析可能なエリアのマップ
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▲宮崎での解析例

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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