第14回3D・VRシミュレーションコンテスト オン・クラウド ノミネート作品発表
2015年11月10日

ノミネート作品   2015/11/06掲載
No.1  「VRを用いた地域住民への土石流対策事業に関する説明手法の提案」
三井共同建設コンサルタント株式会社 関西支社
近年、全国的に土石流被害が多発しており、砂防ダム等による対策の 推進が期待されている。ただし、事業化に際しては地域住民の理解が必要となるため、わかりやすい住民説明用資料の作成が重要となる。そこで、VRを用いた 土石流被害リスク、砂防ダムの概要等に関する住民にわかりやすい資料を提案した事例を紹介している。
No.2  「漁港のある街並み景観VRシミュレーション」
株式会社創造技術
本VRは、「漁港のある町並み」の周辺地域を含めた景観VRシミュ レーションを作成したものです。町並みの景観VRシミュレーション作成することにより通学路、漁港周辺における道路状況等の視認性確認および天候、時間の 変化が可能となり今後の道路整備おける改良ポイントの抽出等に活用する基礎料となる。
No.3  「スマートインフラへの取組」
NSW道路安全センター/ウーロンゴン大学
Sydney市の南を走るPrinces Motorwayの3Dバーチャルモデル。このシナリオでは、CITシステムがどのように機能しているのかのデモが行えたり、インタラクティブな運転を体験できます。
Wollongongへ行くまでの下り道、トラックは速度40kph、左2車線での運転を制限されているが、その他の車両は速度80phで走行する。シナリオでは、次の状況を警告メッセージとしてトラックキャブの中に搭載されているディスプレイに表示する。
No.4  「名古屋市街VRシミュレーション -グリーンモビリティ社会の実現に向けて-」
名古屋大学
環境への負荷が少なく、安全かつ安心な交通手段及びシステムである グリーンモビリティ社会。その実現を目的とした研究用モビリティビークル・ドライビングシミュレータにおいて活用されるVRデータ。名古屋ICから名古屋 大学までの市街地を高精度に再現し、実験目的に合わせた各種シナリオ設定を行うことが可能。世界初(※)の6軸モーションを備えた4K3D表示対応 CAVE型ドライビングシミュレータでの走行により、臨場感溢れるVRシミュレーションを実現した。
※2015年6月現在、公開されているシミュレータとして。
No.5  「~いつかきっと帰りたくなる街づくり事業~
ドリームゾーン!淡路市夢舞台サスティナブル・パーク-コンパクトシティーを目指して-」

兵庫県淡路市役所
2000年に開催された淡路花博ジャパンフローラ2000の跡地の 活用のため、国営明石海峡公園に隣接する自然に恵まれた場所をVR化。パーク内の造成や景観イメージを分かりやすくし、パーク形成の過程の記録、企業誘致 活動等に利用する。職と住を一体化したコンパクトシティーの実現を目指し、医療・福祉ゾーン、企業誘致ゾーン、住宅・商業ゾーンをVRで表現している。
No.6  「クローバー型インターチェンジの設計」
青島市政工程設計研究院
中国山東省青島市にあるジャンクション業務の検討にUC- win/Roadを用いてクローバー型インターチェンジの設計案をモデリングした。また、VISSUMの解析結果と連携し、周辺複雑な道路交通環境を再現 し交通信号の最適化も行い、複雑なジャンクション設計案の検討に活用した事例である。
No.7  「地下快速路設計業務」
中国交通運輸部公路科学研究院(RIOH)
中国南地方の実プロジェクトに8DOF-DSと連携して実験を行った。注目点はトンネル出入り口に小半径曲線空間にドライバーの運転行為。ログデータに基づいて多出入り口の地下快速路の安全性及通過性を評価し、実際プロジェクトの設計及び施工にアドバイスする。
No.8  「東高瀬川改修シミュレーション2015」
京都市立伏見工業高等学校
私たちは、地域が抱える課題として東高瀬川の周辺環境の改善策を考 えています。今年度は景観面のみならず、防災と施工もプラスしたより現実的な改善案を出すために、河川断面より流量計算や周辺の道路幅から使用可能な重機 の調査をしました。そして河川断面を確保しながら地域の方々が集える空間を提案しました。
No.9  「スマート技術体験シミュレーション」
ミツミ電機株式会社
車載用小型広角カメラやミラキャストを活用した車載システムのPR 用に作成された、体験型DS用のデータ。駐車場、住宅街、大通り、高速道路の各景観が表現され、カメラによる発進時の死角の安全確認や魚眼レンズによるア ラウンドビューを使った駐車支援システム、人の飛び出しや車線はみ出しに等に対する注意喚起システムの体験を行う。また、ミラキャストによりスマホの映像 をナビモニタに表示し、最新の地図がいつでも使用可能となるほか、スマホ内のコンテンツをそのまま楽しめるという内容も展示に盛り込まれた。
No.10  「杵築市城下町地区のまちなみ提案確認モデル」
大分県杵築市
仮想建築コンペ-Build Live Japan 2015-の敷地、大分県杵築市城下町地区のまちなみを、点群データからVRモデル化し、提出案の3Dモデルをはめ込み市民に公開した。既存のまちなみと 提案された建築がどう調和するかが、分かりやすく表現され計画が身近に感じられると好評であった。まちづくりにおけるVRの有効性を示す事例である。
No.11  「遺跡復元VR」
ソ.ラ.コンサルティング
昭和63年に発見された国史跡鴻臚館跡。福岡市中心部に位置し現在 も発掘調査が続いている。歴史的にも重要な史跡を復元整備する為の検討が有識者の間で行われ、VRは関係者への基礎資料として作成した。また、当時の様子 が目で見てわかる学習資料としても役立ち、資料館・行政HP上で市民に向けた広報に活用されている。

 

フォーラムエイト東京本社セミナールームにてノミネート作品審査会を実施。 審査員
左から傘木 宏夫 氏、関 文夫 氏(審査委員長)、稲垣 竜興 氏

 コンテストの流れ 詳細

 

2015年10月9日(金)  作品応募締切
応募基準・提出物
・UC-win/Roadで作成されたVR データ(スクリプト必須/CD-ROM、DVD 等のメディアに保存)
・VRデータの概要(150字以内)、操作方法
提出物送付先
〒108-6021東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟21F (株)フォーラムエイト システム営業グループ 第14回コンテスト受付係                   宛

 

 

 

 

 

2015年10月16日(金)  ノミネート作品審査会

 

2015年11月7日(土)~ 11月15日(日)  クラウド一般投票期間

VR-Cloud® インストール VR データの閲覧・操作 評価・一般投票

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2015年11月17日(火) 受賞作品本審査会
フォーラムエイト 東京本社
 MAP
審査員受賞作品選考会
投票による順位点および特別賞順位点により審査員が選考。一般投票70%、当社選考委員30%の重み付けで集計。

 

2015年11月19日(木)  品川インターシティ ホール MAP
第14回 3D・VR シミュレーションコンテスト オン・クラウド 各賞発表と表彰式

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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