斜面の安定計算 Ver.14 リリース。LandXMLで検討モデル生成
2022年8月29日

プログラム概要

各種設計基準類の選択により対象とする土構造物における設定された湛水条件での土中水の状態を自動設定する斜面安定解析プログラムであり、斜面安定解析/逆解析(逆算法)の基本解析或いは法面工の景観設計を行う基本機能製品と、それらの基本機能に各種対策工の設計計算機能を付加した製品とに区分されます。

さらに、土構造物に対する性能設計化規定に備え、「ニューマーク法」及び「浸透流FEM解析」の機能を標準実装しています。

「ニューマーク法」では、従来の地震力を静的な慣性力とした破壊安全率による仕様設計に加え、地震波形を与えて地震後に残留する変位量に着目し、その大小による斜面の安定性性能評価が可能です。

「浸透流FEM解析」では、鉛直二次元飽和/不飽和浸透流FEM解析及び解析結果のアニメーション出力が行え、その解析結果を斜面安定プログラムにインポートすることによる、浸透に起因するすべり破壊の照査が可能です。

▲入力メイン画面(斜面安定解析)

▲指定すべり面の描画機能(複数すべり面描画)

▲対策工の検討(アンカー工)

▲等ポテンシャル線(浸透流解析)

▲加速度波形時刻歴図出力(ニューマーク法)

▲3Dアノテーション機能

▲連携図

機能 Lite Standard Advanced
安定計算
対策工 アンカー付き抑え杭工
ジオテキスタイル工
混合工法
アンカー工
切土補強土工
杭工
のり枠工
ニューマーク法
浸透流FEM解析

▲ 製品種別

関連情報

◆新製品情報>>バックナンバー
斜面の安定計算 Ver.13(Up&Comming’20 春の号掲載)
◆サポートトピックス
検討モデルの効率的な作成手順(Up&Comming’19 秋の号掲載)
◆関連セミナー
斜面の安定計算セミナー
地盤の動的有効応力解析(UWLC)セミナー

Ver.14.0.0 改訂内容<2022年 8月 25日リリース>NEW

【Advanced版】

  • LandXMLを用いた検討モデル生成機能に対応

【Standard版】

  1. のり枠工検討におけるせん断補強筋を省略した計算に対応

【Lite版】

  • 宅地防災マニュアル 令和4年2月に対応

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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